長谷川ミラ、生理事情を「なんで話しちゃいけないのか」 低用量ピルへの“偏見”に苦言
モデルの長谷川ミラが28日、都内で行われた女性のヘルスケアやライフデザインをテーマとした一般向けカンファレンスプログラム「egg weekカンファレンス」に登場した。イベントで長谷川はAMH検査(卵巣予備能検査)や低用量ピルについての持論を展開した。
「W society」プロジェクトのアンバサダーに就任
モデルの長谷川ミラが28日、都内で行われた女性のヘルスケアやライフデザインをテーマとした一般向けカンファレンスプログラム「egg weekカンファレンス」に登場した。イベントで長谷川はAMH検査(卵巣予備能検査)や低用量ピルについての持論を展開した。
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長谷川は南アフリカ人の父と日本人の母を持つが、自身のバックボーンからSDGsにかかわる課題の情報発信も行っている。また、長谷川は「月経痛がひどい。7日間フルにくる」と明かし、「お茶や漢方薬を飲んだり、病院でピルをいただいたりして答えを探し続けています」と話した。
同プロジェクトのアンバサダーに就任した長谷川は、女性のホルモン検査の一種、AMH検査を受診。同検査では、血液検査を受けることで卵巣のおおよその個数が分かるという。自身の体の現状を知ることでライフプランの設計に役立てられることが期待されている。
長谷川は「かなり簡単にできる」と感心し、「もっと自分の体を知っていきたい。1回の検査でライフプランを作ることができる。考えることができる。女性の社会進出が進んでいるので、今後はこの検査がマストになるかもしれない」と語った。
また、「少し上の世代では生理などの話は隠しておくべきものと捉えられていたと思うんです。低用量ピルは男性交友関係が激しい人が利用するものと思われていたりして……。でも、私たちにはそういうイメージはない」と断言。しかし、「同じタレント同士でも、『ピルや妊娠のことなんかをよく言えるね』と言われたことがある。なんで話しちゃいけないのかと思う。おおっぴらに話すことはないですけど、リアルな友人同士では話してもいいんじゃないかな」と持論を展開。加えて「今回、リアルなライフスタイルを考えるきっかけになりました。ありがとうございました」と頭を下げた。
同プログラムは「すべての女性が納得して充実したライフスタイルを築ける社会」を目指して生まれた、女性の心身的課題(W=woman)×社会的課題(society)の両面から女性活躍をデザインする「W society」プロジェクトの一環。11月4日まで、女性と社会に気づきを与えるキャンペーン「egg week」を実施する。