――国内には仕事で行く機会も多いのでは。

「実は僕たち、まだコンサートで地方に行ったことがないんです。なので、ツアーでしっかり全国を回ることが憧れだったりもします。最近は少年忍者としての仕事がメインになってきていますが、先輩のバックにつくのももちろん楽しいです。地方公演では、先輩たちとご飯を食べたりする場もあるので、いろいろなお話を聞くことができて楽しいという話も聞いています。それもツアーの醍醐味（だいごみ）だそうなので、今は難しいかもしれませんが、いつか経験してみたいですね。

　僕がジャニーズ事務所に入所したのは2012年の6月で、それから5年くらいはSexy Zoneさんのバックについていました。でも、当時は年齢的にも全国を回ることはできなくて、首都圏の公演に出るという形だったんです。昨年の配信ライブ『Sexy Zone POP×STEP!? TOUR 2020』で久しぶりにSexy Zoneさんのバックについたときに、『ユニットを組んで大きくなって帰ってこれたんだ』という気持ちになりましたし、今度は一緒にツアーを回れたらうれしいですね。（中島）健人くんも（菊池）風磨くんも本当に優しくて、僕もデビューを目指している身として、先輩にいろいろと話を聞いてみたいです！」

――番組では、最先端の地図作りを行っている企業にも取材に行かれたそうですね。

「車にカメラやレーザーを付けて、衛星と通信しながら走っていると聞きました。測量体験で、昔は歩いて、歩幅を合わせていたと聞いたあとだったので、より驚きましたね（笑）　最近の地図は3Dで見せてくれますし、これからもより精密になっていくと思うと、近未来を感じます」

――ますます便利な世の中になりますね。川崎さんは、地図を見て迷わずに目的地にたどり着けますか。

「意外といけます！　地図を見ることもそうですが、見て覚えることが得意なんです。運転をするときはカーナビに頼ることもありますが、基本的には1度通った道は覚えていますね」

――例えば、ドライブデートに出かけたときに、助手席に座る人には地図を見ていてほしいと思いますか。

「そんなデート、おしゃれでいいですね！　カーナビは機械音で『5キロ先、直進です』と教えてくれるけど、助手席の子と話しながら運転できたら楽しいだろうなと思います。ドライブ中に寝ちゃう子ですか？　怖い人の車で眠れないはずなので、寝ちゃうということは安心してくれていると思うんですよ。なので、それはそれでうれしいです！

　もし、ドライブデートに行くとしたら、やっぱり温泉ですね。観光マップを片手に温泉街をふらっと歩いて1泊したり。その場所のものを楽しみたいです」

――最後に、番組の1番の見どころを教えてください。

「伊能忠敬という人についてよく知らない人も勉強になりますし、アナログな測量方法なのにすごく精密な地図を作った技術は見ていておもしろいです。将来の地図についても触れているので、未来について興味がある人も楽しんでもらえると思います。実は、ロケも、1人で番組に出ることも、カメラの前に1人というのも初めてだったので、緊張してガチガチになってしまっているのは恥ずかしいのですが、そこも見てもらいたいです（笑）」

※川崎皇輝の「崎」の正式表記はたつさき