「ガルプラ」日本人参加者・坂本舞白デビュー決定 挫折から復活「最後のチャンス」つかむ

日本、韓国、中国の少女たちが参加した今年最大規模のグローバルガールズオーディション・プロジェクト「Girls Planet(ガルプラ)999 少女祭典」(毎週金曜夜)の最終回が22日、ABEMAなどで放送されデビューメンバーが決定した。グループ名は「Kep1er(ケプラー)」。

第3回視聴者投票で3位だった坂本舞白は最終投票で8位となりデビューの夢をつかんだ【写真:(C)ABEMA】
第3回視聴者投票で3位だった坂本舞白は最終投票で8位となりデビューの夢をつかんだ【写真:(C)ABEMA】

元JYP練習生でITZYデビュー候補 NiziUのリーダー・マコの憧れの存在

 日本、韓国、中国の少女たちが参加した今年最大規模のグローバルガールズオーディション・プロジェクト「Girls Planet(ガルプラ)999 少女祭典」(毎週金曜夜)の最終回が22日、ABEMAなどで放送されデビューメンバーが決定した。グループ名は「Kep1er(ケプラー)」。

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 選ばれたのはキム・チェヒョン、ヒュニン・バヒエ、チェ・ユジン、キム・ダヨン、ソ・ヨンウン、カン・イェソ、江崎ひかる、坂本舞白、シェン・シャオティンの9人。K(韓国)グループから6人、J(日本)グループから2人、C(中国)グループから1人が選ばれた。

「8位」として名前を呼ばれた瞬間、坂本は体を大きく揺らして号泣。司会者から所感を求められると流ちょうな韓国語で「長い間夢見てきたデビューをかなえてくださったプラネットガーディアンの皆さんに感謝します。このオーディションが最後のチャンスだと思っていた私にとっては、本当に大きな贈り物のようです。これから一生懸命頑張って必ずすてきなアーティストになります」と涙を流しながら成長を誓った。

 坂本は日本で雑誌モデルなどをしながら2012年に「α bubby’s」(アルファバビーズ)というアイドルグループのサブリーダーとして活動。13年には日本初のキッズダンス映画「SHAKE HANDS」(藤井道人監督)にも出演した。

 その後、K-POPアイドルに憧れ2PM、TWICE、NiziUらが所属する韓国の大手芸能事務所・JYPエンターテインメントの公開採用12期オーディションを受けて2位という成績で合格。日本でのグローバルオーディションではなく韓国のオーディションを直接受けたことで話題を呼んだ。

 JYPでは約2年間の練習生生活を送り、Mnetの音楽番組「Stray Kids」の第1話に女性練習生2チームのメンバーとして出演。新ガールズグループ・ITZYの候補練習生として注目されたが、惜しくもデビューすることはできなかった。NiziUのマコは、JYPに日本人の坂本が練習生としていることをニュースで知りJYPの練習生になったという。

 韓国のウィキサイト「ナムウィキ」によると、坂本はデビュー失敗後、JYPを退社しストーン・ミュージックエンタテインメントの練習生となったが、デビューを放棄して日本に帰国。コンビニでアルバイトをしながら過ごすなか、ITZYがテレビに出演しているのを見てK-POPアイドルになる夢を再び抱き韓国に戻ってきた。今度は143エンターテイメント所属の練習生となり、「今回が最後」という考えで「ガールズプラネット999」に挑戦した。6位となりデビューが決まったカン・イェソも同社に所属している。

 「ガルプラ」で坂本は3回のミッションでリーダーを務め全勝するという参加者の中で唯一の快挙を達成するなど実力、リーダーシップを兼ね備えた参加者として注目されていた。「コンビネーションミッション」では自身がメンバー候補だったITZYの楽曲「Mafia In the morning」を選択しデビューにかける強い思いを見せた。Kep1erのメンバーとしてデビュー後は、元同僚のITZYと音楽番組やコンサートで共演することが期待される。

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