【ズバリ!近況】長嶋監督モノマネのプリティ長嶋さんは千葉県議3期目 森田健作千葉県知事に喝!
「お金をかけない政治はできる!」と断言
今は千葉県の農産品の、海外での販売とPRの活動にも力を入れています。たとえば、香取市や市川市のナシやイチゴ、サツマイモを香港に輸出するパイプを作りました。先日も香港に行ってきましたが、お付きの人なしで、たった1人で行きました。そのほうが効率的なんですよ。海外視察と称して議員団で行ってたら、効率悪いしお金もかかるんです。
選挙だってほとんどお金をかけずにやっていますよ。ウグイス嬢や運転手、運動員をほとんど使わずに自分でやるとか、選挙カーを使わずに自分の車か自転車を利用して。行政の無駄をなくす、と声高に叫ぶ候補者がいますが、自分の選挙にお金かけてる人が行政の無駄をなくせないでしょう。
森田千葉県知事に厳しい一言!
昨年、森田健作千葉県知事(70)や、米テスラ社の高級電気自動車を公用車にしようとした村越祐民(ひろたみ)市川市長(45)に批判が集まりましたが、県民、市民の批判はもっともです。森田知事はアクアライン通行料金を800円にして経済を上向きにしたという実績もありますけど、台風15号のときの知事としての行動、その後のマスコミへの対応はいただけない。知事だからみなさんの厳しい目が向けられるんです。俳優に戻ったほうが、気楽なんじゃないですかねぇ。
「プリティさんは議員年金がたくさんもらえていいですね!」とおっしゃる方がいますが、議員年金なんて2011年に廃止されてますから! 私は県職員時代の厚生年金少しと国民年金だけですよ。今、議員をやりながらタレント業も続けていますが、もちろん県議の仕事最優先。定期的に、県内の台風被災地などに足を運んだり、今は2月議会に向けて予算委員会用の原稿を作ったり、質問項目を考えたりしています。プロ野球選手が試合のときだけ働いているのではないように、議員も議会のときしか働いていないわけじゃないんですよ。
私が政治家になるなんて意外だ、と感じる人も多いかもしれませんが、高校時代、まずは県の職員として働きながら夜学に通い、将来は故郷を守る仕事をしよう、と思っていました。近所のおばあちゃんに「九十九里浜がだんだん狭くなっている。調べたらどうだ」と言われたことが頭に残っていて。千葉県庁に入って、九十九里の整備に関わる仕事を希望したのですが、水道局に配属され、異動の希望を何度出しても通らない。それで、高校時代のもうひとつの夢だった芸能界に入ったんです。
愛する長嶋監督には「とにかく元気で過ごして」
長嶋監督の姿は、先日、テレビで流れた金田正一さん(享年86)のお別れの会で拝見しました。正直、残念。原監督が弔辞を読んでいましたけど、本当は長嶋監督が読みたかったんじゃないかなあ。それでも、リハビリしてあそこまで復活して……よくがんばってくれてるなあとも思います。立ち姿、歩く姿はシャキッとしていました。とにかく元気で過ごしていただきたいです。
私自身は不整脈があるので、ストレス、寝不足、飲みすぎに気を付けるように医者に言われています。どれもなかなか守りにくくてね……。でも、議会場では意地でも寝ない、と決めていますよ(笑)!
□プリティ長嶋(ぷりてぃ・ながしま)1954年10月2日、千葉県長生郡白子町生まれ。県立茂原工業高校卒業後、千葉県庁入庁。在職中から長嶋茂雄巨人終身名誉監督のモノマネでテレビ出演をはじめ、1982年退職。同年10月スタートの「笑っていいとも!」(フジテレビ)のコーナー“きたかチョーさんまってたドン”で人気に。2007年、市川市議会議員に。2009~2011年、拓殖大学大学院地方政治行政研究科に通い修士号取得。2011年から千葉県議会議員を務める。家族は10歳年下の由里子夫人と息子2人。孫も2人いる。