デヴィ夫人が80歳の誕生日「私の敵が全部死ぬまで生きます」と意気軒高
タレントのデヴィ夫人が80歳の誕生日となる6日、都内で「漫画版 選ばれる女におなりなさい デヴィ夫人の華麗で激動なる人生」(講談社)発売記念トークショーを行った。
「漫画版 選ばれる女におなりなさい デヴィ夫人の華麗で激動なる人生」発売記念トークショー
タレントのデヴィ夫人が80歳の誕生日となる6日、都内で「漫画版 選ばれる女におなりなさい デヴィ夫人の華麗で激動なる人生」(講談社)発売記念トークショーを行った。
海外の大統領、フランス公爵、世界的名優…時代を問わず、超ハイスペック男性に選ばれ続けてきたデヴィ夫人。昨年、すべての女性のための恋愛バイブルとして発売した「選ばれる女におなりなさい デヴィ夫人の婚活論」が11万部を突破するヒットとなり、このたび、デヴィ夫人の華麗で激動の生涯が初めてマンガ化された。
真っ赤なドレスで姿を見せたデヴィ夫人は「傘寿を記念して赤で気合を入れてまいりました」とあいさつ。
「今の日本の方は私のことをテレビを通してしか知らないと思う。この漫画は戦争のこと、そして戦後、日本の皆さんが生き抜くために一生懸命頑張っていたころの少女時代から始まり、大統領との出会いがあって、またパリに行って社交界の華、東洋の真珠と言われて、大変皆様からもてはやされた時代のこと、そこで出会った男性とのロマンス、そのあとボストンの大学に入ったわけですけど、ニューヨークに住んで、国連の環境計画の特別顧問になったりしまして、そのあと今から20年前に、美川憲一さんとの縁でテレビに出るようになりまして、今日に至りましたけど、それが凝縮して描かれています。ぜひお読みください」と刊行を喜んだ。
続いて、特大のバースデーケーキが運ばれ、笑顔で記念撮影。さらに”ライバル”と認めるイモトアヤコからビデオレターで「私の中では夫人は目標の女性なんです。本日はおめでとうございました」と祝福された。デヴィ夫人は「彼女は素晴らしい感性を持っているなと思いました」と感謝した。
また、細木数子の娘で六星占術継承者の細木かおりがゲストとして登場し、デヴィ夫人を鑑定。とにかくモテる「金星人プラス」という結果に、デヴィ夫人は「全くその通りですね」と満足げな表情を浮かべた。
「今の1分、1秒がどんどん過去になっていきますから、毎日毎分毎秒を楽しく生きようと思っています。仕事もいっぱいしますけど、あくなく遊びます。100歳まで健康で元気で最後まで生きようと思っています。私の敵が全部死ぬまで生きます。ですから皆さん、ついてきてくださいね」と呼びかけ、トークショーを締めた。
会見後の囲み取材では「自分のストーリーなのに映画の1コマ1コマ見ているような感じで、紙媒体なのに動きがある感じがしていいと思います。いろんなことがありましたからね」と改めてPR。「インドネシアからも1社、日本からも2社映画化のお話が来ています。ただ、大統領役をどなたがするのかな。渡辺謙さんぐらいかな。私は出演しないです」と映画化のオファーがあることを明かした。
最近の芸能界の関心事については「つい最近不倫問題を起こしたお2人がいた。プライベートなことでこんなに非難するのはどうかと思うとかって言う方がいた。それだったらベッキーさんの時、抹殺したじゃないですか。私、彼女のは本当に純愛だったと思う。それに比べたら今度の非難は、非難することを非難するのはおかしいと思う。東出さんも悪いけど、あの若い女性も悪い。ちょっとよくないですね、あれは。19、20の女の子ですよ。末恐ろしい」と語った。
芸能界引退の意向が報じられている沢尻エリカについては「女優復帰は考えていないって、本音か知りませんけど、まだまだ若くおきれいだし、才能のある方だから辞めるのもったいないと思います。ただ、濃姫役は彼女の最高の場面になったと思う。それを棒に振ってしまったのはもったいないですね。彼女の濃姫を見たかったです」と惜しんだ。
今後、やりたいことについては「カナダの大森林に行って、川を紅鮭が産卵のために何万匹って上ってきて、上で熊が食べるところを見たい。ナショナルジオグラフィックとか見ると本当に見たいなと思います」と告白した。