清原果耶、朝ドラのせりふ量に最初は尻込みも…「撮影に行くのが心から楽しかった」

女優の清原果耶が、ヒロインを務めたNHKの連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜、午前8時)が25日から最終週を迎えたことについてコメントを発表した。

清原果耶「モネは本当にすてき。出会えて幸せ」【写真:(C)NHK】
清原果耶「モネは本当にすてき。出会えて幸せ」【写真:(C)NHK】

「おかえりモネ」のヒロインとして舞台の宮城県の人々と視聴者に感謝

 女優の清原果耶が、ヒロインを務めたNHKの連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜、午前8時)が25日から最終週を迎えたことについてコメントを発表した。

「おかえりモネ」は清原にとってどんな作品だったのか。

「まずは、半年間放送を見てくださった皆さま、本当にありがとうございました。モネはどこまでも素直で、ひたむきで頑張り屋さんです。彼女にはまったくと言っていいほどうそがなくて、その分大変なことはたくさんあるけど、演じながらモネと一緒に乗り越えたいと思っていました。『誰かに何かを届ける』ために、人一倍一生懸命な彼女だからこそ、応援したくなったし、どんなときも役と向き合いたいって思えました。こんなに誰かのために頑張ろうって思えることってすごいことです。日常を生きていると、どうしても自分のために動くことが当たり前に思ってしまうけど、真摯(しんし)に人のために行動できるモネは本当にすてきです。そんな人物に出会えて幸せですし、演じることにとてもやりがいがありました」

 2014年の設定からスタートし、モネは20代半ばになった設定。モネの成長は感じたのか。

「1人の人として、モネは本当に成長したんだなと思います。はじめは自分の過去にとらわれてきた女の子でしたが、彼女がいる場所が気仙沼から登米、東京へとフィールドが変わっていく中で、彼女自身の視野が広がっていきました。なので、気仙沼に帰ってきたときのモネは、2014年のころの彼女より格段に成長しています。それに、モネは本当に強く、というよりは“しぶとく”なりましたよね。気仙沼の家族にも通じることですが、これからもモネたちにはしぶとく生きてほしいですし、きっとそうなるのだと思います」

 朝ドラヒロインとして、大変だったこと、楽しかったことはどんなことだろうか。

「やっぱり、せりふ覚えるのは本当に大変でした。1日何十ページもせりふがあるときは『おお~』と最初は尻込みしましたが、鍛錬だと思って覚えていました。せりふを覚えるのは得意なほうではないのですが、覚える→演じる、というルーティンを自分の中に作って頑張っていました。それでも毎週スタジオにいくと、キャストやスタッフの皆さんと会えるのがとても楽しみで。撮影期間中は本当の家族よりも会っているから、皆さんが家族みたいになるし、撮影に行くのが心から楽しかったです」

 舞台の宮城県へ、もし今後、訪れるとしたら何をしたいか。

「舞台地である宮城県の皆さん、宮城県全体でドラマを応援してくださっていて、本当にありがとうございました。宮城を訪れるたび、いろんな方から応援の声をいただけて本当に幸せでした。やはり登米も気仙沼もロケがとっても楽しかったので、また行きたいですね。気仙沼は、ロケ場所の近くに漁師さんたちがいくような食堂があるんです。いろんな国の方々が港には来られるから、そこにもいろんな国の料理があって。ただ、漁師さんたちが行くような時間でないと開いていないので、次回はぜひその時間を狙ってトライしたいです。登米は、やっぱり町並みがすてきでした。最初のロケ中にひとりで街をお散歩したのですが、そのときふらっと神社に立ち寄ったんです。ドラマの成功を願掛けしたので、そこにお礼参りにいきたいです」

 最後は最終週に向けたPRも。

「半年間、キャストやスタッフ、そして見てくださっているみなさんで丁寧につむいできた作品なので、ぜひ最後まで見ていただきたいです。久しぶりのあの人との再会や、未知との大切なシーン、幼なじみが集合するなど本当に盛りだくさんです。私は、この作品は出演したみんながヒロインだと思っています。だからこそ、それぞれの新たな一歩をぜひ見届けてほしいです」

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