菅田将暉、満員の映画館に万感「100%お客さんが入っている。すごくうれしいです」

俳優の菅田将暉が22日、都内で行われた主演映画「CUBE 一度入ったら、最後」(公開中)に登壇。杏、岡田将生、田代輝、斎藤工、清水康彦監督も出席した。

イベントに登壇した菅田将暉【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登壇した菅田将暉【写真:ENCOUNT編集部】

アメリカから生中継でナタリ監督がサプライズ登場

 俳優の菅田将暉が22日、都内で行われた主演映画「CUBE 一度入ったら、最後」(公開中)に登壇。杏、岡田将生、田代輝、斎藤工、清水康彦監督も出席した。

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 冒頭で菅田は、満席の客席を見渡し「100%お客さんが入っている劇場を久々に見ました。すごくうれしいです」と感慨深い様子であいさつ。

 同作は、密室サスペンスの先駆けとして、1997年に公開されたヴィンチェンゾ・ナタリ監督による映画「CUBE」をリメイク。物語は、何の接点もつながりもない男女6人が突然、目が覚めたら謎の立方体“CUBE”の中に閉じ込められ、殺人的なトラップが次々と襲ってくる中、仕掛けられた暗号を解明しながら脱出を試みる姿を描く。菅田は、エンジニアの後藤裕一を演じた。

 菅田は、撮影を振り返り、「田代くんが10センチ以上身長が伸びた。けっこう近い距離でのお芝居が多くて、その時は甘いミルクの香りがしました。今日お会いしたら、大人の感じになっていて」と伝えると、田代は「本当ですか?」と喜んだ。岡田も「ミルクのにおいを感じました」と目を細めると、菅田は「まーくんは毎朝ゆで卵を食べていました。真っ白くてツルツルした者(=岡田)が真っ白くてツルツルした物を食べているから、共食いだなと」と明かし、笑いを誘った。

 さらに、ナタリ監督が撮影を抜けて、アメリカから生中継でサプライズ登場。菅田は、「日本に来たことはありますか?」とナタリ監督に問うと、「何度も来ていて、日本は大好きです」と答えた。さらに、「いつか日本で映画を撮ってくれますか?」と迫る場面も。ナタリ監督は、「実は日本で撮影することが僕の1番の夢なんです。引退するならば余生を日本で過ごしたい」と願望を明かし、菅田は「いいところをいろいろ紹介します」と声を弾ませた。

 最後に菅田は、「この映画を撮っているときは1年前。撮影でしか人にも会わないし、そんな中、撮影に行ったらキューブに閉じ込められて、どんどん追い詰められている。本当によく分からない日々だったんですけれども、そこから1本作品が完成して、今日こうやって公開できることが本当にうれしいです。ぜひ楽しんでください」と呼び掛けた。

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