「第100回全国高校サッカー」大会応援歌は上白石萌音、森山直太朗が作詞作曲を担当
記念すべき第100回大会となる「全国高校サッカー選手権大会応援歌」の大会応援歌が高校時代サッカー部で、その後も高校サッカーへの熱い思いを抱き続ける森山直太朗が作詞・作曲を担当、歌手としても活躍する上白石萌音が歌うスペシャルコラボ曲「懐かしい未来」に決定した。
記念すべき第100回大会、スペシャルコラボ曲「懐かしい未来」
記念すべき第100回大会となる「全国高校サッカー選手権大会応援歌」の大会応援歌が高校時代サッカー部で、その後も高校サッカーへの熱い思いを抱き続ける森山直太朗が作詞・作曲を担当、歌手としても活躍する上白石萌音が歌うスペシャルコラボ曲「懐かしい未来」に決定した。
第100回全国高校サッカー選手権大会は12月28日に開幕。2022年1月10日に決勝戦が国立競技場で行われる。第100回全国高校サッカー選手権大会、新型コロナウイルスの感染拡大に配慮し、開催準備が進められる予定となっている。
応援歌を歌うことに決まった上白石は「森山直太朗さんの歌はずっと聴いてきたので、今回このお話をいただいてとてもうれしかったです。高校サッカーの応援歌というのもありますし、直太朗さんとご一緒できるという喜びもあって、その2つの喜びが爆発しました。今回、直太朗さんが作詞・作曲された曲を歌わせていただくので、直太朗さんが託してくださる気持ちに応えなきゃという責任感と、『よっしゃやるぞ』という熱が湧きました。直太朗さんの発案で、高校サッカーの映像にデモの曲をのせた4分くらいの映像を作ってくださったんですが、レコーディング前にお風呂で見て号泣してしまって。みんなが本当にこの一瞬にかけているということに心を揺さぶられました」と森山の楽曲への感想を口に。
そして、「選手だけでなく、それを支えるマネジャーさんや先生、ケガで出られなかった選手たちなど、フィールドにいる11人だけがサッカーをしているわけではないということを強く感じましたし、高校サッカーに関わる方々の隅々まで、応援歌に込められた思いが届くように真っすぐ歌おうと思いました。今回の応援歌が高校生たちの支えになったらうれしいです。歌詞の中には、『きっと終わりじゃない』『君は1人じゃない』といった、くじけそうになったときにすくい上げてくれる言葉がたくさんあり、お守りになるのではないかと思います」とコメントした。
また、森山は「高校サッカーを愛する1人の人間として、記念すべき100回大会の曲を作らせていただける、こんなに光栄なことはありません。そして兼ねてからご一緒したいと思っていた上白石萌音さんに歌っていただけるということ、とてもうれしく思います。『懐かしい未来』という曲。1つの限られた季節を駆け抜ける若者たちの刹那と、その背中にいつかの自分を照らし合わせ見守る人々の思いを描いた作品です」と楽曲へ込めた思いを説明。
「100回という歴史を表現するに値する音楽に出会えたと信じています。高校サッカーの舞台となり数々のドラマや伝説が生まれたあの国立競技場に彼女の真っすぐ包み込むような声でこの歌が響き渡ることを想像すると、ほとばしる気持ちを抑えることができません。無心でボールを追いかけ、声を掛け合う選手たち、それを見守る皆さんの景色に少しでも近づけたら、こんなに素晴らしいことはありません。この大会の成功と、世代を越えて時空を越えて、この歌が愛されるものになることを心から願っています」とコメントした。