永野芽郁、田中圭の“うそ”をスルー 「ツッコミづらいんですよ」とおちゃめな側面を暴露
女優の永野芽郁が20日、都内で行われた、主演映画「そして、バトンは渡された」(29日全国公開)の学生限定サプライズ登壇試写会イベントに登場し、学生からの質問に答えた。
「無事に映画が公開できるっていう喜び」に感激の思い
女優の永野芽郁が20日、都内で行われた、主演映画「そして、バトンは渡された」(29日全国公開)の学生限定サプライズ登壇試写会イベントに登場し、学生からの質問に答えた。
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同作は、累計発行部数100万部を突破した本屋大賞受賞・瀬尾まいこの同名小説を映画化。4回苗字が変わっても前向きに生きる優子(永野)と義理の父・森宮(田中圭)。そして、シングルマザーの梨花(石原さとみ)と義理の娘・みぃたん(稲垣来泉)。ある日、優子の元に届いた母からの手紙をきっかけに、2つの家族がひも解かれていく。優子が初めて家族の“命をかけたうそ”を知り、想像を超える愛に気付く物語だ。
イベントでは、田中から学生へ向けたメッセージ動画を上映。動画の最後に、田中からの呼び込みで永野がサプライズ登場し、会場を沸かせた。永野は会場で密かに見ていたそうで、「久しぶりに皆さんの声を直接聞けた気がして、すごくうれしい気持ちです」と、にっこり。
初共演の田中とのエピソードについて、永野は「とにかく寝癖がひどい。芸術レベル。『どうやって寝ていたんですか?』という話を毎朝していました。“寝癖写真展”を開いてほしい」と暴露。続けて、「意外とおちゃめ。あれだけカッコよくて、何でもできて、女性なんて特に“田中圭大好き”みたいな感じじゃないですか! なのに、“すごい俺”みたいにはなっていなくて。ふざけて、よく分からないうそとか言ってきて、ツッコミづらいんですよ。初対面のときからよく分からないうそを言ってくる」と発言しつつも、「人を和ませる力がある方だと思います」と絶賛していた。
最近も映画のPR活動をしていく中で、田中のおちゃめな部分が出ていたそうで、「最近、うそが増した。一媒体一うそぐらいの勢い。取材してくださる方は分からないじゃないですか。皆さん真剣に聞いているのに、私はうそだと分かっちゃう。ツッコむこともあれば、そのまま無視します」と明かし、笑いを誘った。
会場の学生から直接感想や質問を受けるコーナーも。「早寝早起きができるように応援してほしい」という学生に対し、永野は「頑張るしかない! 早寝早起き頑張ってください」と応援。司会者から早寝早起きは得意かと問われた永野は「得意ですね。仕事上、時間が決まっていないので、そこには対応できるようになってきました」と自信たっぷりに語った。コツを聞かれ、「眠れないときは寝ようと思わないで、寝ないことです。次の日まで頑張って起きて、夜になって早い時間に寝れば、そのリズムが作られる」と持論を展開しつつも、「その方法は私はしていますが、本当は良くないですよね」と自虐した。
また、「ピアニストになるのが夢。物語と重なり刺さるものがあった」と話す学生に対し、永野は「すごい! この3か月の練習でここまでしか弾けなかったのですが、本当にピアノの大変さを自分がやってみて知ったことがいっぱいあったんです。それをプロのピアニストを目指すのはすごいことだなと。応援しています。皆さん拍手してください」という呼びかけに、会場中に拍手が沸き起こった。
最後に、永野は「ちょうど1年前の撮影から、世の中の状況もいろいろ変わったりとか、無事に映画が公開できるっていう喜びはもちろんあるんですけど、自分たちが作ったもので感動してもらったり、喜んでもらえるっていうことがすごくうれしくて。改めて、この作品を届けられてよかったなと今日思いました。無事に公開まで頑張りますので、皆さんよかったら大切な人にこの作品の良さを話してください」と呼び掛けた。