新生つばきファクトリーがたどり着いた夢の舞台 日本武道館で届けた「6年分の思い」
アイドルグループ「つばきファクトリー」が18日、東京・日本武道館で「つばきファクトリー コンサート2021 CAMELLIA~日本武道館スッペシャル~」を開催した。
リーダー山岸理子「日本武道館のステージに立てたことを心から感謝」
アイドルグループ「つばきファクトリー」が18日、東京・日本武道館で「つばきファクトリー コンサート2021 CAMELLIA~日本武道館スッペシャル~」を開催した。
2015年にハロー!プロジェクト研究生内ユニットとして誕生したつばきファクトリーは、17年2月にメジャーデビュー。同年、第50回日本有線大賞・新人賞、第59回輝く!日本レコード大賞・最優秀新人賞を受賞した。今年7月には、河西結心(かわい・ゆうみ)、八木栞(やぎ・しおり)、福田麻琳(ふくだ・まりん)、豫風瑠乃(よふう・るの)、4人の新メンバーが加わり、12人体制で活動している。
結成6年にしてたどり着いた夢の舞台、日本武道館“初単独公演”は、12人体制の「初恋サンライズ」でスタート。新曲「ガラクタ DIAMOND」でセツナ系歌謡ナンバーを届けると、会場に集まった6000人のファンは色とりどりのペンライトを振り、メンバーと喜びを分かち合った。
MCでリーダーの山岸理子は、「単独で日本武道館のステージに立てたことを心から感謝します」と思いを伝えた。そして、「今日は6年分の思いのすべてをこのステージで表現したいと思います」と、熱狂のステージを約束。その言葉通り、オリジナルメンバー8人では、メジャーデビューシングルに収録された「Just Try!」、レコード大賞でも歌った「就活センセーション」、グループにとって大切な楽曲をノンストップで披露した。
新メンバー4人だけのステージも実現し、福田が「まだスタートラインに立ったばかりの4人ですが、つばきのように凛とした美しさと強さを持った歌手になれるよう、先輩方の背中を追って一生懸命頑張ります」と決意表明。初々しく自分の好きな花を1人ずつ発表すると、「うるわしのカメリア」でフレッシュな魅力を放っていた。
後半戦のMCでは、岸本ゆめのが本公演を迎えるにあたって、ジムに通い始めたことを明かし、「この衣装を着こなすためにも鍛え直しました」と純白の衣装をアピール。続けて、「それに加えて私たちのスタイルにも注目していただけたら!」と笑顔を振りまき、新曲「約束・連絡・記念日」から始まる本編の最終ブロックを全力疾走した。
アンコールでは、11月17日にリリースされるトリプルA面シングルから「涙のヒロイン降板劇」をファンの前で初披露。MCで浅倉樹々が「12色のキレイなペンライトを持ったみなさんに包まれながらパフォーマンスできたこと、みなさんがいなかったら見ることのできない景色でした。出会えたことを本当に感謝しています」とメッセージを送った。
そして、山岸も涙を浮かべファンに感謝。「これからも歩みを止めず、2倍にも3倍にも成長して、このステージに戻ってこられるよう頑張ります」と誓い、最終楽曲として「マサユメ」が披露され、夢のステージに立てた喜びを12人で表現した。