小池都知事、インフルエンザワクチンに注意喚起 「コロナワクチンと13日以上空けて」
東京都の小池百合子知事が15日、都庁で行われた定例記者会見に出席。例年冬にかけて流行するインフルエンザウイルスに注意を呼び掛けた。
都内の感染者は例年の1000分の1程度まで減少
東京都の小池百合子知事が15日、都庁で行われた定例記者会見に出席。例年冬にかけて流行するインフルエンザウイルスに注意を呼び掛けた。
新型コロナウイルスの感染がワクチン接種に伴い減少するなか、小池知事は「コロナのワクチンとインフルエンザのワクチンは、互いに13日以上の間隔を空けて接種が定められている。私も今週(インフルエンザワクチンを)打ったばかり。インフルエンザも手洗い、マスクの着用など基本的な感染対策は同じ」と自身のワクチン接種を明かした上で、注意喚起した。
一方でコロナ禍以降、インフルエンザの感染者数は目に見えて減少している。
都内のインフルエンザ感染状況について、小池知事は「昨シーズンは61人、今年9月以降は1人」と例年の1000分の1程度まで激減している状況を指摘。
「北半球に先立つ南半球では今年も流行は見られなかった。一方インドでは少数ながら流行があった。ワクチンは例年並みの量は確保している」と流行にかかわらず、万全の備えを強調した。