なぜ「小室圭」のウィキペディアが存在しないのか 関係者が明かす“2つの理由”

4年前の段階では「時期尚早」との判断、結婚後の議論も「大きくもめる」可能性

「小室さんの場合、当時から誰もが知る著名人ではありましたが、それは眞子さまの婚約者としてのことで、本人はあくまで一般人。著名人の親戚というだけでは基本的に特筆性はないものと見なされます。ましてや当時はまだ配偶者ですらなく、大学院生でパラリーガルという立場から、『立項はあまりに時期尚早』と判断されました」

 その後、「小室圭」のページは乱立され、記事内容をデタラメに書き換えるいわゆる“荒らし”行為も頻発したため、現在は作成保護として、ユーザー投票で選ばれた管理者しか作成できない状態になっているという。

 では、26日の結婚をもって小室さんの記事が単独作成されるのだろうか。前出の編集者は「おそらく、結婚後にも特筆性があるか否かの議論で管理者の間でも大きくもめる可能性があります」と語る。

「皇族の結婚のお相手は皇族や旧華族の出身であることが多く、もともと特筆性があり記事になっていた場合がほとんど。そんな中、紀宮清子さまの夫の黒田慶樹さんは家柄のない一般人ですが、清子さまの結婚相手という特筆性が認められ、現在はウィキペディア日本語版内に単独記事があります。この点から、小室さんも結婚後には単独記事が作成される可能性もありますが、議論の内容によっては黒田慶樹さんの記事の方が消されてしまう可能性もあります」

 仮に記事が作成されたとしても、再び荒らしが頻発するようなら、ベテランユーザーしか編集できないよう段階に応じて保護がかけられる可能性が高い。

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