ピコ太郎「PPAP」新バージョンを披露 ローソン新商品「パリチキ」アンバサダー就任

お笑いタレントの古坂大魔王がプロデュースするシンガー・ソングライターのピコ太郎が12日、都内で行われたローソンの新商品「パリチキ」の発表会に出席した。

誕生10周年を迎えたピコ太郎【写真:ENCOUNT編集部】
誕生10周年を迎えたピコ太郎【写真:ENCOUNT編集部】

「パリパリの中身の柔らかさが尋常じゃない」とアピール

 お笑いタレントの古坂大魔王がプロデュースするシンガー・ソングライターのピコ太郎が12日、都内で行われたローソンの新商品「パリチキ」の発表会に出席した。

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 26日発売の同商品のアンバサダーに就任したピコ太郎は「6年前くらいに作って、3回ぐらいしか着ていない」というピカピカ光るコスチュームで登場。「もともとチキンは大好きで、『ビーフ・オア・チキン?』と聞かれたら必ずチキンと答えるほど。新しいチキンの応援ができて、『三国志』のゲーム(会社)のようにコーエーです」と笑いを狙い意気込みを語った。

 パリパリとした食感がウリで、「パリッとしているというと固いと思われますが、固くないんですよ。中身は真逆を行くくらいジューシー」とうまさを絶賛。さらに言葉を重ねながら「パリパリの中身の柔らかさが尋常じゃない。から揚げとかフライドチキンとか、頭の中から捨ててください」と、今までにない独特さのアピールに力を込め「(商品名が)バズる気がします。プンプンします。乗っかりたいと思います」と早くも便乗を宣言した。

 今年は、古坂のデビュー30周年、ピコ太郎誕生10周年というメモリアルイヤーにあたる。2016年にリリースし、世界的な社会現象を巻き起こした「PPAP」は今も各国で愛され続け、手洗いを推奨した「PPAP-2020-」はアフリカ・ザンビアの子どもたちに手洗いの習慣を根付かせることにひと役買っているという。

 今商品のCMでも“パリチキバージョン”を歌い踊っているピコ太郎は、報道陣の前で「生で歌うのは初めて」と断りつつ披露。「やりにくさ(右手を上げる仕草)とやりやすさ(左手を上げる仕草)で言ったら、がっちりこっち」と左手を指し示し、微妙な笑顔で照れた。

 ピコ太郎の産みの親の古坂も、中継(という体)で登場し、「しずる感をどう(歌に)混ぜるかにこだわりました。7週類ぐらいの『パリ(という音)』をランダムに入れて作りました」と制作秘話を打ち明けた。

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