「日本沈没」の国交省エリート官僚役 小栗旬と「クローズZERO」の“不良コンビ”が復活

高橋努は武断派や生真面目な役柄が得意な名脇役

 そんな不良を演じた高橋が国交省の超エリートに変身して「日本沈没」を盛り上げているのだ。

「高橋は学園ドラマの不良役や無骨な刑事役のほか、NHK大河ドラマ『天地人』では加藤清正を、TBS系『空飛ぶ広報室』では広報官を演じるなど武闘派や生真面目な役柄が得意な名脇役として知られています」(放送ライター)

 高橋が演じる国交省の安藤は、千葉県・房総沖の海底調査に同行し天海らと一緒に新海調査艇「わだつみ6500」に乗り込んだが、閉所恐怖症のためか途中で倒れてしまい、調査打ち切りの原因を作ってしまうという軟弱な一面を見せた(翌日には回復)。

閉所恐怖症で海底調査中断の原因を作る軟弱な一面を好演

「会議室で天海に向かって『昨日は申し訳ありませんでした』と平身低頭で謝る安藤の姿が感慨深かったですね。『クローズZERO』シリーズに熱中していた世代としては、小栗と高橋のツーショットに感激しました。女性にまったくモテない不良を演じた高橋が、本作では超エリート官僚に出世することができて感慨深いです。小栗演じる環境省官僚は野心家として描かれているので今後、抜群の行動力を見せていきそうですが、かつて不良チームの仲間を演じた高橋も非常事態に対処するため再びコワモテの男に変身して大活躍してくれることを期待したいです」(同)

 17日放送の第2話では、田所博士の予測通り日之島が沈没したが、地球物理学の最高権威・世良教授(國村隼)はただの地滑りだと真っ向から否定。さらに天海は企業から不正にお金をもらっていたという記事が週刊誌に掲載され、窮地に追い込まれていく姿が描かれる。

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