落語家の柳家小三治さん死去 2014年に人間国宝に認定
落語家で人間国宝の柳家小三治(本名:郡山剛藏)さんが7日、死去した。81歳だった。
969年に真打昇進で十代目「柳家小三治」を襲名
落語家で人間国宝の柳家小三治(本名:郡山剛藏)さんが7日、死去した。81歳だった。
一般社団法人「落語協会」の発表によると、故人の遺志により、密葬が執り行われた。お別れ会の予定はないという。
1939年12月17日、東京都生まれ。59年3月、柳家小さんに入門、前座名「小たけ」。69年9月、真打昇進で、十代目「柳家小三治」を襲名した。2010年、落語協会会長に就任。14年に会長職を退き落語協会顧問に就任した。
落語界に多大なる功績を残し、05年に紫綬褒章、14年に旭日小綬章を受章。14年には、重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された。