「仮面ライダーリバイス」エビルの正体は17歳の現役高校生 モチーフは漆黒のコウモリ
「仮面ライダーリバイス」(テレビ朝日系、毎週日曜、午前9時)の第5話(3日放送)ラストで突如として出現し、SNS上で考察が盛り上がっていた「仮面ライダーエビル」の正体が10日に放送された6話内で明らかとなった。
日向亘「まさかここまで唐突に登場するのかとびっくり」
「仮面ライダーリバイス」(テレビ朝日系、毎週日曜、午前9時)の第5話(3日放送)ラストで突如として出現し、SNS上で考察が盛り上がっていた「仮面ライダーエビル」の正体が10日に放送された6話内で明らかとなった。
10日に放送された「エビルの正体!衝撃のショータイム!?」で仮面ライダーエビルの正体が明らかとなった。その正体は主人公・五十嵐一輝(前田拳太郎)の弟・大ニ(日向亘)から生まれた悪魔“カゲロウ”だった。
仮面ライダーエビルのモチーフは、漆黒のコウモリ。黒のボディーに不安定なフォルムの目がついたマスクというインパクトあるルックスで、荒々しいアクションとともに強烈な印象を残す。エビルの正体、大ニ/カゲロウを演じている日向亘(ひゅうが・わたる)。17歳の新進俳優で現役高校生の俳優が仮面ライダーに変身するのは仮面ライダーゴースト以来、6年ぶりとなる。
日向のコメントは下記の通り。
――大二/カゲロウが仮面ライダーに変身するという展開を知ったとき、どう思いましたか?
「ついに大二も腹をくくって恐怖心に打ちかち変身か!! と思いきや、脚本を読んでびっくりしました。まさか僕の悪魔が変身するとは……。2つの人格を演じるという話は最初に聞いていたので覚悟していたのですが、まさかここまで唐突に登場するのかとびっくりしました」
――特徴的なメイクが印象的な悪魔・カゲロウですが、大二との演じ分けなど、演じていて苦労する点は?
「メイクもカラコンやアイライン、ノーズシャドウ、リップなど初めてすることだらけで今までの大二のメイクの3倍ほど時間がかかります。第5話も、実は台本では“K大二=大二のふりをしたカゲロウ”と書かれていて、視聴者の方にも『大二、ちょっといつもと違う』と違和感を抱かれる程度のお芝居をしなければいけなかったので、そういったバランスが難しかったです。また、大二は“闇堕ち”しそうなキャラと言われていたのですが、大二が闇堕ちしたのではなく、“大二にすむ悪魔”が大二の体を使って悪事を働いているため別人格となり、大二とカゲロウの違いを視聴者の方にも感じていただけるように演じ分けていきたいと思います!」
――仮面ライダーエビルはすべてにおいて今までにない前代未聞の仮面ライダーだと思いますが、日向さん自身がエビルの設定やビジュアルから感じたことは?
「ビジュアル、性格、戦闘スタイル全てにおいて別物であるので、お芝居やアクションも大二には無いものをしなければいけなく、大変ではあるもののすごくやりがいのあるキャラクターを任せていただけたなと光栄に思いました」
――兄・一輝役の前田拳太郎さんと、カゲロウやエビルについて話し合ったことはありますか? 撮影現場でのエピソードがあれば教えてください。
「今はまだ詳しく話せませんが、これから一輝とカゲロウが対峙(たいじ)していくシーンは前田拳太郎さんとどのようにしていくかを話し合いました。カゲロウのメイクと衣装が好きみたいでいつもすごくうらやましそうに見ています(笑)」
――視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします!
「エビルの正体がカゲロウだと知ったときに家族やフェニックス、周りの人々がどのような反応をし、どのような物語に進んでいくのか、カゲロウという存在が現れたことによってさらに物語が厚みを増し、加速していくことになりますので、楽しみにしていただけたらうれしいです!」