小池都知事、前夜の地震に言及 日暮里・舎人ライナー復旧には数日「振替輸送を順次」

東京都の小池百合子知事が8日、都庁で行われた定例会見に出席。7日夜に発生した最大震度5強の地震について、あらためて警戒を呼び掛けた。

小池百合子東京都知事【写真:ENCOUNT編集部】
小池百合子東京都知事【写真:ENCOUNT編集部】

7日夜に千葉県北西部を震源とするマグニチュード5.9の地震が発生

 東京都の小池百合子知事が8日、都庁で行われた定例会見に出席。7日夜に発生した最大震度5強の地震について、あらためて警戒を呼び掛けた。

 7日午後10時41分ごろ、千葉県北西部を震源とするマグニチュード5.9の地震が発生。都内でも震度5強を観測した。

 小池知事は「昨日の地震で、水道管の破裂、ターミナル駅での人口の滞留などが発生しました。水道の漏水は都の職員などが迅速に対応し、すでに解消しています。また、日暮里・舎人ライナーですが、先頭の3両が脱輪したとのこと。損壊の程度にもよりますが、現時点では復旧に数日を要する。その間、振替輸送を順次行っていく」と都の対応を発表。

「東日本大震災以来となる震度5を超える地震。課題も浮き彫りになったが、幸い大きな被害には至らなかった。甚大な被害が出た場合には多くの人々に多大な影響が出る。あらためて自助共助公助の連携が必要」との認識を示した。

 さらに「都民の皆さまには、あらためてご自宅での備蓄、防災の確認をしていただきたい。避難所までの経路、家族間で連絡をどう取るのか確認をしていただきたい」と呼び掛け。「なにがなんでも帰るのでもなく、無理をして帰らない。時と場合によりますが会社に戻る、職場に戻るというのもひとつの判断」と話した。

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