還暦迎えたDJ KOO、TikTokで存在感 DJ歴41年で「現役でいること」のプライド
昨今ショートムービープラットフォーム、TikTokで1~3分間の動画を投稿した物語性のあるショートドラマ・映画の投稿が目立っている。SNSから芸能活躍の幅を広げた女優も少なくなく、大手芸能事務所がTikTokクリエーターとタッグを組んで制作した作品も話題になっている中、2018年からTikTokをスタートし、このはやりに乗った意外な人物がいた。DJ歴、41年。今年、還暦の誕生日を迎えたダンス&ボーカルユニット「TRF」のDJ KOOだ。還暦を迎えたDJ KOOが、ここまでTikTokにハマる理由とは――。“なんでもやってみる”精神でスタートしたTikTokには、DJとして現役で最前線で活躍し続けているDJ KOOならではのスタイルがあった。
2018年からTikTokをスタート 「はやり曲で、DJの選曲ができないと今はダメ」
昨今ショートムービープラットフォーム、TikTokで1~3分間の動画を投稿した物語性のあるショートドラマ・映画の投稿が目立っている。SNSから芸能活躍の幅を広げた女優も少なくなく、大手芸能事務所がTikTokクリエーターとタッグを組んで制作した作品も話題になっている中、2018年からTikTokをスタートし、このはやりに乗った意外な人物がいた。DJ歴、41年。今年、還暦の誕生日を迎えたダンス&ボーカルユニット「TRF」のDJ KOOだ。還暦を迎えたDJ KOOが、ここまでTikTokにハマる理由とは――。“なんでもやってみる”精神でスタートしたTikTokには、DJとして現役で最前線で活躍し続けているDJ KOOならではのスタイルがあった。(取材・構成=後藤千尋)
――還暦を迎えてTikTokを使いこなしていることに、驚きがありました。
「あはは。僕にしてみると、それって自然なんですよね(笑)。娘が興味を持って勉強している時間の合間にTikTokを見ていて。いろんなことを共有するファミリーなので、『何それ?』というように、娘が好きになったものを一緒に見るようになりました」
――スタッフが不意打ちでDJ KOOさんのサングラスを外そうとする、チャレンジが面白いですよね。
「あれはスタッフが考えたんですけど、『今までちょっとやったことないことをやってみましょう』と言って、全く違う番組のロケに登場してくるので大変でした。本番前にメイクさんが近くに来るだけで、あのチャレンジをやっていた期間は『えっ!』と警戒しました(笑)」
――投稿のバリエーションの多さにも驚きました。
「僕は、『面白いな』と思ったらなんでもやってみたくなっちゃうんですよね。弾き語りだったら弾き語り1本でやってる方もいて、それはそれで『すてきだな』と思うんですけど、僕はこだわりなくというか、一瞬の絵で“笑顔になれる”、“明るくなれる”っていう部分はこだわってますね」