森山良子「長い間歌ってきたことにご褒美をいただけた」 岩谷時子賞受賞で喜びひとしお
第11回岩谷時子賞の授賞式が5日、都内で行われ、受賞者が登壇した。「岩谷時子賞」に歌手の森山良子が選ばれた。奨励賞にミュージカル女優の木下晴香、特別賞に舞台演出家の小池修一郎、岩谷時子Foundation for Youthにはピアニストの石川美羽が選ばれた。
第11回岩谷時子賞の授賞式が開催 奨励賞はミュージカル女優・木下晴香
第11回岩谷時子賞の授賞式が5日、都内で行われ、受賞者が登壇した。「岩谷時子賞」に歌手の森山良子が選ばれた。奨励賞にミュージカル女優の木下晴香、特別賞に舞台演出家の小池修一郎、岩谷時子Foundation for Youthにはピアニストの石川美羽が選ばれた。
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今年で芸能活動55周年となる森山。常に第一線を走り、ますます活動の幅を広げていることが受賞理由だという。「本当に思いがけないことで、とても驚き、とてもうれしく、大喜びを心の中でしております。長い間歌ってきたことにご褒美をいただけたような。それから、もし許していただけるのなら、もうちょっと歌ってもいいよと言っていただいているような、そんな気がします。感謝しています。どうもありがとうございました」と、森山はかみしめるように喜びの声をあげ、頭を下げた。また、授賞式では森山が「涙そうそう」を歌唱。美しい歌声を来場者に披露した。
同賞は、日本の音楽や芸術の発展・振興に寄与することを目的として2010年に制定。音楽・演劇界の明日を担う人材や、その向上や発展に功績のあった人物や団体に授与している。
囲み取材では、55年間の振り返りについての質問があがった。森山は「あまりにたくさんのことが公私ともにありましたので、そう言われるとあっという間だったという風に思います。歌を主軸にして子どもたちをほっぽらかしながら、自分の歌のことだけに生きてきました。家族に本当に感謝しています」としみじみと語っていた。
受賞について家族に報告するかとの質問には、「うちは自慢するとけちょんけちょんに言われるので、あとでそっと報告しようと思います」と話し、笑いを誘っていた。