長澤樹「本当に格別でした!」 柳葉敏郎差し入れのキッチンカー「稲庭うどん」に感激
俳優の中川翼、柳葉敏郎、女優の長澤樹、生駒里奈らが2日、都内で行われた映画「光を追いかけて」(成田洋一監督、1日公開)の公開記念舞台あいさつに登場した。
全編秋田ロケの映画「光を追いかけて」公開記念舞台あいさつ 秋田出身の生駒里奈も出演
俳優の中川翼、柳葉敏郎、女優の長澤樹、生駒里奈らが2日、都内で行われた映画「光を追いかけて」(成田洋一監督、1日公開)の公開記念舞台あいさつに登場した。
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同作は少子高齢化の波が押し寄せる秋田県の架空の町を舞台に、主人公・彰(中川)が町に現れた謎のミステリーサークルと美しい少女・真希(長澤)と出会い、成長していく姿を描く青春物語。柳葉は真希のおじ役、生駒は彰と真希の担任役を務めている。秋田県出身でCMディレクターとして活躍する成田監督が、故郷を舞台に念願の映画初監督作品として完成させた。
主演の中川は秋田ロケについて、「普段と全く違う環境で1か月撮影をさせてもらった。田んぼやババヘラアイス、全部が新鮮で、宝探ししてる気分で過ごしていました。(長澤と)2人で屋根の上で撮影していた時は、夕日がすごくきれいでした」と振り返った。長澤も「見渡す限り自然。夕日が落ちてくる。こんな綺麗に見える場所そうないよなって。じっくり見ることができました」としみじみ。稲穂の中で寝転がるシーンもあり、「気持ちよかったです!全身で田んぼを感じる経験ができて幸せ」と喜んだ。
秋田出身の生駒は「オール秋田ロケで、秋田が題材の作品に携われたのはうれしい。(中川と長澤の)2人にとっては『綺麗な景色』だと思うんですけど、私にとっては小さい頃から見ていた景色」と地元での撮影に感慨深い様子。撮影中は実家に滞在していたといい、「毎日実家からお母さんに(現場まで)送ってもらってた。仕事が終わって家に帰ることが、こんなにうれしいことだったんだなと気づけました」と語った。同じく秋田出身で、現在も秋田に住んでいる柳葉は「僕は今秋田に住んでますので、改めて自分が住んでいる場所の良さをこの作品を通して感じさせてもらった。田んぼに寝っころがったりね、小さい頃はほぼ毎日していた。寝っころがっては怒られ。この年齢になって後ろを振り返りながら、作品に携われたのかな」と懐かしみながら語った。
撮影現場では、柳葉が秋田名物の「稲庭うどん」をケータリング。巨大な真っ赤なトラックのキッチンカーが撮影現場に登場し、自然の中で「稲庭うどん」が提供されたという。柳葉は「公使共にお世話になっている『八代目佐藤養助』さんに(お願いした)。少しでも(みんなに)秋田の味を味わっていただきたいと思って」と明かした。長澤が「キッチンカーって温かいものがそのまま出てくるので、心も体も温まって幸せ!今まで食べてたのはなんだったんだ。本当に格別でした!」と喜ぶと、柳葉は「『八代目佐藤養助』さんも大喜びだと思います」と顔をほころばせた。
舞台あいさつには、主題歌「心解く」を担当したシンガー・ソングライターの湯木慧も登場。秋田にちなみ、出演者と監督に稲穂をプレゼントした。