安斉かれん、これまでの“私”を「どんどん裏切っていく」 7か月連続リリースのワケ

いつかライブをやる前に新曲をどんどん出していきたい、と意気込む安斉かれん【写真:山口比佐夫】
いつかライブをやる前に新曲をどんどん出していきたい、と意気込む安斉かれん【写真:山口比佐夫】

インスタフォロワー23万超 話題のイラストレーターとMVでコラボ

――ミュージックビデオ(MV)もとても面白い内容になっていると聞きました。

「そうなんです。今回、古塔つみさんという人気のイラストレーターの方とコラボさせていただいたんですが、つみさんに描いていただいた背景のイラストと実写の私が融合した今までにないような新たな表現をしていて。さっき絵が好きだっていうお話をしましたが、SNSでいろんな方の描いたイラストや絵を見るのも好きで、ある時、スタッフさんが『つみさんのイラストめっちゃ可愛いよ!』って見せてもらって、めちゃくちゃかわいくて。それで今回MVのイラストをお願いしたんです」

――そして「18の東京」を皮切りに7か月連続で新曲をリリースしていくそうですね。

「はい。いろいろ曲調も内容も変えて新しいものをどんどんと出していきますので。今みなさんが私に描いている“安斉かれん像”をどんどん裏切っていこうって思ってます」

――以前お聞きしましたが、「私はこういう人です」って縛り付けられるのが嫌なんですよね?

「そうですね。まだ自分らしさを語るには全然出しきれていないので。いつか自然な形で自分らしさが見せられたらいいなと思ってますが、まだまだですね(笑)」

――曲もだいぶそろってきたので、そろそろ安斉かれんの生ライブが見たくなってきましたが。

「ライブは、いつかやりたいなって思っていますが、今はまだこんな状況ですし。その前にもっとたくさん新しい曲を作っていきたいですね。なかなか思い通りに活動できないことも確かにありますけど、やっぱり病まないことが大事かなって思っていて。できること懸命にやっていくことが一番かなって」

――そんな安斉かれんのモチベーションの上げ方は?

「逆に無理してモチベーションは上げちゃいけないんですよ。上がった時に上げればいいんだし。無理なものは無理って思って生きる方が楽かなって思います」

――確かにそうですね。自然体でいかないと。でも安斉さんには大事なペットがいますから。3匹ともお元気ですか?

「もちろん『ゼロ』(=犬)も『社長』(=ハムスター)も『るるる』(=観賞魚)も元気ですよ! やっぱりペットに囲まれて生活できていることが一番大きいですね。超安心」

□安斉かれん(あんざい・かれん) 1999年、神奈川県藤沢市出身。「ポス(ポストミレニアル)ギャル」と呼ばれる次世代型ギャルの1人。渋谷の人気ショップ「RELECT by RUNWAY CHANNEL Lab.」で店員として働きながら、デビュー前から多くのファッション・メディアに登場し、コスメティックブランド「M・A・C」の店頭コレクションビジュアルにも採用される等、徐々に注目を集める。令和元日の2019年5月1日「世界の全て敵に感じて孤独さえ愛していた」でavexよりデビュー。20年7月に5thシングル「僕らは強くなれる。」を配信リリース。21年2月「キミとボクの歌」を配信リリース。曲中で初めてピアノ演奏を披露。109月「18の東京」を配信リリース。

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