KOBAMETAL、BABYMETALで最も“メタル”だったのは「BABYMETALという名前が降りてきたこと」
メタルダンスユニット・BABYMETALのプロデューサー・KOBAMETALが30日、都内で行われた「鋼鉄(メタル)っぽいのが好き‐人生9割メタルで解決‐」(KADOKAWA)出版記念イベント囲み取材に登壇し、同書をアピールした。
KOBAMETAL、10周年のBABYMETALを語る
メタルダンスユニット・BABYMETALのプロデューサー・KOBAMETALが30日、都内で行われた「鋼鉄(メタル)っぽいのが好き‐人生9割メタルで解決‐」(KADOKAWA)出版記念イベント囲み取材に登壇し、同書をアピールした。
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同書は、「ダ・ヴィンチニュース」での連載で好評を博した「KOBAMETAL メタルハートで常識を覆せ! メタルか? メタルじゃないか?」に加筆したエッセイ本。混沌と激動の世の中のあらゆる事象に“メタル視点”からアプローチしている。同書についてKOBAMETALは「メタル100%ではないというところがポイントかなと思っていて、強い心を持ちながらも、柔軟な頭を持って、“バランスをよく”という考え方でやっているので、そこですかね」と恥ずかしそうに笑った。
「“BABYMETAL”を世の中に出したときの反応をどう考えていたか」という質問には「メタルファンに怒られるくらいがいいのかなと思っていました。メタルって伝統をすごく重んじるジャンルなので、叩かれやすい。でも、異端児が出てきて、乗り越えると、次のスタンダードになっていくのがメタル界には脈々とある。そういう人たちの方が長く生き残っているという歴史があるんで、言われれば言われるほどいいかなと思っていました」と振り返った。
10月10日で一旦封印されるBABYMETAL。「今、どういう思いを持っているのか」という報道陣からの質問には、「特には予定通り粛々と進んでいるかなという感じですけどね。10年、あっという間だったなと思います。10周年イヤーというものを予定通りに、皆さまのご協力のもとに完遂できたのはうれしく思いますし、そういったものが詰まった映像作品『10 BABYMETAL BUDOKAN』が昨日発売になりました。ぜひそちらをご覧いただきたいと思います」とちゃっかりアピールしていた。
また、「10年間、この活動はメタルだったなというものは何ですか」という質問には“BABYMETAL”という名前が降りてきたことですね。忘れっぽいので、どういうときに降りてきたのか覚えてないんですけど。外歩いてたときだと思うんですけどね。すいません。しゃべりのプロではないので」と自嘲気味に笑っていた。