初エッセー発売のバイきんぐ西村に小峠怒り「誰が買うんだよ。お前の本なんか」
お笑いコンビ「バイきんぐ」の西村瑞樹が1日、東京・芳林堂書店高田馬場店で、初エッセーとなる「ジグソーパズル」(ワニブックス)の発売記念イベントを開催した。
初エッセー「ジグソーパズル」発売記念イベント
お笑いコンビ「バイきんぐ」の西村瑞樹が1日、東京・芳林堂書店高田馬場店で、初エッセーとなる「ジグソーパズル」(ワニブックス)の発売記念イベントを開催した。
初エッセーについて聞かれた西村は「僕の今まであったこと、思ったことを書いています。2年前にアプリで連載していたコラムを書いていまして、そのときに書籍化したというお話しをいただきました。まさか僕みたいなコラムが本になるわけないじゃんって思っていたら実際に発売されちゃって驚いています」と話した。
自身の文才について聞かれると「そんなのないですよ。ネタも書いたことがないんですよ。執筆は無茶苦茶しんどかったです。コラム書いているときもギリギリでしたからね。今回もホテルを予約して缶詰になってみたんですよ。そこで書こうと決めていたんですけど、ダラダラしちゃうんですよね。テレビ見たりとかお菓子食べたり、マッサージを呼んだりとしちゃっていたので、結局2行くらいしか書いていません」と明かした。
出来上がった本を手に取った感想については「長く書きためたものが1冊になるのは達成感はありますね。コンビでDVDを出しているけど、個人で出すことはなかったので、こうやって形になるのはめちゃくちゃうれしいです」と喜んだ。
どんな世代の人に読んでもらいたいかと問われると「ティーンエイジアですね。ティーンに西村でも本が出せるんだと思ってほしいです。これで本を出したい人のハードルが下がると思うんですよ。そういう感じになってくれるといいですね」とアピールした。
取材の最中に相方の小峠英二が「誰が買うんだよ。お前の本なんか」と叫びながら乱入すると、西村は「安心しましたよ。空気が変わったもんね。本当に助かりましたよ」と安堵した表情を浮かべた。
西村の本について小峠は「読んでないし、絶対読まないです。どんなことがあっても読まない」と真っ向から否定。西村は「いやよいやよも好きのうちでしょ」と諭したが、小峠は「パフォーマンスとかそういうことじゃないから絶対に読まないからな」と怒りの表情を見せた。
西村が小峠より先に本を出すことを聞いたときの気持ちは「本当になんとも思わなかったですね。こいつがやっているキャンプだなんだとか興味がないんですよ。ただのビジネスパートナーですから。こいつの人生の中でうらやましいことなんて1ミクロもないですよ。もし今ここで解散したいってこいつが言ったらすぐに解散しますよ」と告白。西村は困惑しつつも「いつものことだけど愛情の裏返しがすごいね。口ではそう言っているけど応援してくれる。熱いやつなんですよ、ありがとな」と笑顔を見せた。
本の印税について聞かれた小峠は「いらねーよ。まずお前の本が売れるわけがないだろ。ガチなところ75冊くらいだろ。3桁売れたらめっけもんだよ」と冷ややかに一蹴。西村は「目指すは100万部。夢は大きく持たないとね。売れてから印税を折半しるとかはなしだからね」と胸を張った。