アグネス・チャン、香港の徹底したコロナ対策紹介 旅行も外食もする日本は「かなり自由です」
歌手のアグネス・チャンが25日、ブログを更新。日本と香港のコロナ対策や国民の危機感の違いについて私見を述べ、反響を呼んでいる。
「どっちが正しいのか本当に分からないです」
歌手のアグネス・チャンが25日、ブログを更新。日本と香港のコロナ対策や国民の危機感の違いについて私見を述べ、反響を呼んでいる。
「危機感が違うね」とタイトルをつけたブログ。
「香港と日本のコロナへの危機感が違うように思います」とのテーマで両国を比較した。
まずは香港。
「比べると香港は規制が多いですね」が全体の印象で、具体例を挙げた。
「隔離はホテル。隔離中は何遍も検査、終わっても2回の検査が課されます。食事の所は4ランクがあって、ワクチン接種したかどうかで、お客さんの数とテーブルに座れる人数も違います。店に入るときはQRコードを記録など、みんなの行動を追跡しています。マスクはもちろん必要です。外でも着用しないといけないのです。集団検査も良く行われます。コンサートの時はマスクを外して歌を歌う場合は陰性証明が必要。楽器を弾くだけのバンドはマスク着用。お客様はマスク着用、花束贈呈や、ステージに近づく事は禁止です」
ワクチン接種の電子証明は自身も携帯していると明かした。
市民の意識については、「地元の(感染の)ケースはないのに、規制は厳しいので、みんなは危機感を未だに持ってます。なのに、接種したくない人が多くいるのです。副作用が怖いのと、政治的な理由で、個人自由を理由に拒否している人もいます」と続けた。
一方、日本については、「日本はケースは結構多いのに、友達が『慣れてしまって、危機感は感じなくなった』と言います。友達は旅行するし、外食もよくしています。検査してない人も多い。接種してない人もいます。日本での隔離は自宅だし、検査も必要ない。隔離中でも外出はできる。する時はマスクを着用してくださいと指示されてます。かなり自由です」と、香港との違いを指摘した。
香港と日本、優劣は付けず、「どっちが正しいのか本当に分からないです。社会の雰囲気と要求が違うので、なんとも言えないですが、その違いの大きさに戸惑ってる時があります」と心境を吐露した。
「とにかく早く収まって欲しいですね。普通の生活が戻って欲しいです」と願った。
この投稿には「アグネスさんのこのような記事、有難いです」「日本は緩いとずっと思ってます」「今月末に全面的に解除をしたら、またぐっと増えるでしょうね」「国によって違う、様々な対策」「共産主義の国と自由主義の国の違いだと思います」「詳しくは知らないが、国民性なのかな?なんだろーね」「コロナは、用心過ぎる事は、ないと思います」など多くの反応が寄せられている。