「ドラゴン桜」で話題の細田佳央太が明かす演技のこだわり「役に対しての責任を持つ」
秋のドラマにも続々出演 演じる役の“責任感”を胸に撮影に臨むという
――細田さんは、日本テレビ系で10月6日から放送されるドラマ「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」(毎週水曜、午後10時)に青野陽太役でレギュラー出演。また、9月19、26日に同局系で放送されるスペシャルドラマ「バンクオーバー!~史上最弱の強盗~」では謎の男役で出演することが決まっています。撮影は快調ですか?
「『バンクオーバー!』は絶賛撮影中です!(取材は9月上旬) 『恋です!』のクランクインはまだ先ですが、2つの作品が直近で入っているのは初めての経験です。今までは1つの役に対してじっくり役作りをすることができていたのですが、今は2つの役を並行しなければいけないので、どちらも雑にならないようにと考えています」
――細田さんが役作りの上で共通して大切にしていることを教えてください。
「たとえ、役としてその場にいて言葉を発していたとしても、責任は演じている自分の中にあると思っています。演出や監督の方に指示された通りの芝居をして、ダメ出しをされたとしても、その演技をしたのは自分です。『(演出側に)こう言われたから』と言うような無責任なことは絶対にしたくない。なので、共通して気を付けているのは、役に対しての責任を持つことですね」
――「ZIP!」だけではなく話題作への出演が相次ぎ、9月も大忙しですね。2021年の締めくくりに向けて、意気込みを教えてください。
「今までと同じように、いつも通りの役作り、お仕事への向き合い方を忘れないことを大事にしたいです。変に格好つけようとするのは苦手で、ダメな部分が出てしまいます。ありのまま、自分のいいところも悪いところも含めて、いろんなことに向き合っていきたいと思っています!」
〇細田佳央太(ほそだ・かなた)
2001年12月12日、東京都出身。19年に1000人の応募者の中から石井裕也監督作・映画「町田くんの世界」の主演の座を射止めると、数々の映画祭で新人賞を総ナメにした。21年1月には坂元裕二脚本・土井裕泰監督作「花束みたいな恋をした」に出演。21年4月から放送されたTBS日曜劇場「ドラゴン桜」で原健太役を演じて話題を呼んだ、注目の若手俳優。
■「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」(日本テレビ系)
10月6日スタート 毎週水曜よる10時放送
■2話完結スペシャルドラマ「バンクオーバー!~史上最弱の強盗~」(日本テレビ系)
「前編」9月19日(日)よる10時30運
「後編」9月26日(日)よる11時
■「ZIP!」(日本テレビ系) 月~金曜、5時50分~8時