アマゾンプライム進出の大泉洋が語る挑戦の理由 「テレビの地上波は制約があり息苦しい」
抜群の歌唱力を誇るマスクドシンガー「実は私も出演したい(笑)」
――もしマスクドシンガーとして登場するならどんな衣装にしますか?
「実は私も出演したいと思いまして(笑)。もし私が出演したらバレちゃうかもしれませんが、ベタな感じで言うなら(出身の)北海道を感じさせるジンギスカンやラーメンマンみたいな衣装で登場するかな。それだとすぐバレちゃうけど、やっぱりどこか北海道を入れたいです」
――紅白や「SONGS」の司会との違いは?
「俳優ですから今後も司会の仕事をどんどん入れていこうとは思っていなかったのですが、『ザ・マスクド・シンガー』という日本になかった番組で、しかもアメリカのフォーマットでやっていくので、そこが僕にとって一つのチャレンジだと思いました。今までとは違うことをやってみようかな、という久々の挑戦に近かったです。誰も日本ではやってこなかった番組の司会を初めてやった、ということが自分の中で大きな出来事でしたね」
――マスクを着けて登場したりマイクを投げたりしていますが、司会を務めている自身をPRするならどこを見てほしいですか?
「登場するところは何とも小恥ずかしいですよ。だって皆さん、オレだって分かっているわけだから。何でマスクして出てくるのよ、って毎回思ってますから。最後はやたらカッコ良くマスクを取るんですが。大泉だって分かっているよね、みたいな感じでした(笑)。自分の中で『これ必要か?』と思いながらやっていますが、それも含めてアメリカですよね。えらい盛り上がる、みたいな。僕の登場シーンはどうでもいいので、マスクドシンガーとのやりとりやパネリスト陣とのやりとりで皆さんにどれだけ笑ってもらえるか、というところが僕の使命です。ただ、やりとりはまったく台本がないので、そこは難しかったです」
次のページへ (3/4)
「今の時代、地上波でできることは非常に制約があって息苦しさがある」