キンプリ神宮寺勇太、初の舞台単独主演「見たことのない、神宮寺勇太を大放出したい」

2度目の舞台出演に中山美穂「正直不安でいっぱい」

 演出や出演者のコメントは下記の通り。

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○宮田慶子
「美しく格調高いせりふで織り上げられた三島由紀夫氏の戯曲は、同時に人間そのものに対する、冷徹で、時に辛辣(しんらつ)なまでの深い洞察力に貫かれています。能の謡曲をもとに、その特色である『自由な空間と時間の処理』を生かして書かれた『近代能楽集』は、時を越えてなお、その演劇的輝きを失いません。『葵上』と『弱法師』は、どちらも魂の自立を求めて揺れ続ける青年がドラマチックに描かれます。一筋縄でいかないこの2人の青年に、神宮寺勇太さんが挑戦します。純粋さと毒気を描き出してくださることを楽しみにしています。そして両作品を、魅力あふれる中山美穂さんが支えてくださいます。時空を行き交う、感性を揺さぶる舞台にしたいと思います」

○神宮寺勇太
「今回、初めて単独での主演舞台をやらせていただくことを聞いたとき、心臓のビクン! とする音が聞こえました。主演として舞台に立たせていただける喜びと、自分にどこまでできるのかな? という思いが同時に駆け巡りました。ストレートプレーに挑戦させていただくのも初めてですし、いろんなことが初めて尽くしな作品になります。『葵上』と『弱法師』の2作品の役を演じることは、決して簡単ではないと思いますが、この2つの作品を演じ切ることができた後に演じることの楽しさや、表現の幅が広がっているように、全身全霊で稽古に臨みたいと思います! 来ていただけるお客さまに今まで見たことのない、神宮寺勇太を大放出したいと思いますので、よろしくお願いします!」

○中山美穂
「長い芸能生活の中で、お芝居の舞台というのは1度しか経験が無く、正直不安でいっぱいです。古典文学から近代劇にされた三島作品2作ですから、なおさら歴史の重みを感じています。人間の奥深い感情を、ストレートに演じることになると思うのですが、演出の宮田さん、キャストの皆さんと丁寧に思いを込めて演らせていただきます。何より、足を運んで下さるお客さまに満足頂ける『葵上』、『弱法師』をお届けできるよう、努めて参ります。よろしくお願いします」

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