【ズバリ!近況】「NHKニュース7」で高い人気を得た美人気象予報士・半井小絵さんは女優になっていた!

結婚につながるご縁はないそうだ【写真:山口比佐夫】
結婚につながるご縁はないそうだ【写真:山口比佐夫】

憲法について語るおカタイ講演も

 気象予報士としては、気象と防災を合わせた講演を全国各地で行っています。NPO法人火山防災推進機構の客員研究員や日本災害情報学会の企画委員を務めているので、たとえば九州北部豪雨の被災地の調査に入ったりしました。そうしたところで見聞きしたこと、学んだことを活用していただきたいと思ってお話しています。

 2015年から3年間、インターネットのニュース番組でコメンテーターとして出演したことをきっかけに、 “憲法についてどう思うか”といったテーマでの講演のオファーもいただくようになりました。ジャーナリストとしてではなく、いち国民として思うところをお話しています。気象や防災の講演と合わせると月5本ぐらい。全国あちこちへうかがっています。

 あと最近は、司会の仕事もいただいています。去年は11月に、皇居前で「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」の第1部「奉祝まつり」の総合司会をやらせていただいたんですよ。噛まないかな、という緊張はありますが、大勢の人の前に立つことによる緊張はありません。でも、テレビは緊張します!

NHKに出演当初は足が震えた

 NHKで気象情報を担当した当初は足が震えていました (笑)。2分前後の時間のなかでポイントを絞り、時間調整しながらだったので、ハラハラドキドキして、実はたまに間違えていました(笑)。気象予報士の高田斉さん、平井信行さんが同じ事務所の先輩だったので、アドバイスいただいて育てていただきました。周りの方々に恵まれていましたね。

 今は事務所に所属せず、講演や舞台などそれぞれの調整をフォローしていただきながら活動しているのですが、それだからこそいただいた仕事は、ご縁でつながっていると身をもって感じます。講演や舞台、司会など共通していえることは“みなさまに伝える仕事”ということ。さまざまな形でお伝えし、みなさまに感じ取っていただければと思います。これからも引き続き精一杯やっていこうと思っています。急がず、焦らず。

 結婚ですか? ここにはご縁がないようですね(笑)。予定もなさそうです……。今の私はお仕事もプライベートも充実していますし、お仕事で知り合った方々との懇親会でお食事をしたりするときが、ホッとできる時間ですね。

□半井小絵(なからい・さえ)1972年12月26日、兵庫県伊丹市生まれ。日本銀行在職中の2001年、気象予報士試験に合格し、気象会社へ転職。2002年、オーディションを受けNHKの関東・甲信越ローカルの気象情報を担当し始め、2004~2011年、「NHKニュース7」の気象情報を担当し“午後7時28分の恋人”と高い人気を得た。2014年、写真集「雲の向こうへ」(イーネット・フロンティア)発売。2017年、拉致問題啓発舞台劇「めぐみへの誓いー奪還」で女優デビュー。

「空と山と緑」
2020年1月31日19時~毎週金曜配信
YouTubeカートチャンネル(http://www.youtube.com/c/KartChannel)

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