たけし、襲撃事件の恐怖「トラウマになっちゃって」 右耳の負傷とぎっくり腰も明かす

11日に放送されたTBS系「新・情報7days ニュースキャスター」(毎週土曜、午後10時)で、レギュラーを務めるビートたけしが、4日放送の同番組出演後に同局敷地内でつるはしを持った男に襲撃された事件を振り返っている。

ビートたけし【写真:Getty Images】
ビートたけし【写真:Getty Images】

11日放送「新・情報7days ニュースキャスター」内で語る

 11日に放送されたTBS系「新・情報7days ニュースキャスター」(毎週土曜、午後10時)で、レギュラーを務めるビートたけしが、4日放送の同番組出演後に同局敷地内でつるはしを持った男に襲撃された事件を振り返っている。

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 冒頭で安住紳一郎アナウンサーから話を振られたたけしは、「しゃべりたいこと満載なんだけど、警視庁の方で『捜査に影響があるので黙っていてくれ』と。漫才師なのに何もしゃべれないというつらい立場」とした上で、少しずつ事件に言及。襲撃の瞬間は「ガラスがボンボンと来て。よくある映画のワンシーンみたいな感じだったね。アメリカのアクション映画と同じような感じだった」と表現した。

 当時は極限状態だったことに触れ、「人間怖いなと思うのは、運転手さんがいるのに、自分のことしか考えてないんだよね。あとで見たら運転手さんのフロントガラスもやられてるんだけど、そんなの全然気が付いてないの。人間は図々しいなと、自分さえよければいいんだなというのが、あらためて自分で分かったね。極限になると人間は自分を守ることで精いっぱいで、友達や関係者を守るというのはよっぽど訓練していないとダメだなと」と語っている。

 また、襲撃によってガラスが破られることはなかったものの、小さな穴が空いてガラスの破片が飛んできたとのこと。「こういうところ(右耳)が切れていたんだけど、1週間たったら治っちゃって。もうしょうがないね。あとぎっくり腰になっちゃったよ、中でのたうち回ったから」と自身への身体的な被害についても話した。

 そして、あらためて「恨みつらみとか全部言いたいけどね、いろいろ捜査の関係もあるので黙ってるけど」としたたけし。事件後は2日間ほど安眠できなかったとして、「酒飲んで寝て、映画の撮影で監督だけど自分の(出番も)やるわけ。そのときに刃物を持つのもトラウマになっちゃって、スタッフに『ちょっと待ってくれ』と言いそうになっちゃった。分かんなくなっちゃったよ」と心理面でのダメージも大きかったことを明かしている。

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