小池都知事、秋の大型連休に休暇取得と旅行自粛求める 「おうちでいつものメンバーで」

東京都の小池百合子知事が10日、都庁で行われた定例会見に出席。1週間後に控えたシルバーウイークについて、連続休暇の奨励と旅行の自粛を訴えた。

会見で旅行の自粛を訴えた小池百合子都知事【写真:ENCOUNT編集部】
会見で旅行の自粛を訴えた小池百合子都知事【写真:ENCOUNT編集部】

ワクチン接種後の“気の緩み”けん制も 緊急事態宣言が延長される中で18日からシルバーウイーク

 東京都の小池百合子知事が10日、都庁で行われた定例会見に出席。1週間後に控えたシルバーウイークについて、連続休暇の奨励と旅行の自粛を訴えた。

 国は前日9日、当初12日までの期限だった緊急事態宣言を月末30日まで延長。18日からは最大9連休のシルバーウイークが始まる。

 新型コロナウイルスのワクチン接種に伴う行動制限緩和の動きも広まるなか、小池知事は「基本的なことですが、手洗い、消毒、換気。『ワクチン2回打ったし、マスク外してもいいや』という意識(を持たない)」と、気の緩みをけん制。

「旅行やお彼岸のお墓参り、出張など都県境を越える移動は控えて」「シルバーウイーク中の平日は、従業員の休暇取得、連続休暇の奨励を」と書かれた資料を示しながら「シルバーウイークはおうちでいつものメンバーで。いつも品川駅での大勢の出勤姿がサブリミナルのように流されていますが、出勤しているからいいじゃないかではないんです」と話した。

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