中田英寿、水出しほうじ茶の開発に参加 石川県知事も絶賛「消費者のニーズに合わせた形」
元サッカー日本代表の中田英寿が8日、「水出し加賀棒ほうじ茶 にほんものエディション」の発表記者会見に出席した。この会見では中田が開発に関わった、油谷製茶から発売された「水出し加賀棒ほうじ茶 にほんものエディション」の商品開発に関しての取り組みが発表された。
「水出し加賀棒ほうじ茶 にほんものエディション」の発表記者会見に出席
元サッカー日本代表の中田英寿が8日、「水出し加賀棒ほうじ茶 にほんものエディション」の発表記者会見に出席した。この会見では中田が開発に関わった、油谷製茶から発売された「水出し加賀棒ほうじ茶 にほんものエディション」の商品開発に関しての取り組みが発表された。
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今回の会見では、使用された茶葉の生産地である石川県の谷本正憲知事もリモートで参加。また、製造に関わった油谷製茶の油谷祐仙社長も参加した。
まず、今回の取り組みについて中田は「香りが華やかでいつ飲んでもおいしいく、スッと甘みが消えてまた飲みたくなるお茶」をイメージして商品開発をしたことを明かした。
これまで中田は全国を旅して出会った、食文化や伝統などを紹介するメディア「に・ほ・ん・も・の」を通じて、日本各地の名産品を紹介していた。今回の、石川県の加賀棒ほうじ茶も伝えたい食文化の一つだったという。
中田はお茶の開発に関わったきっかけについて「全国のお茶の生産地を回ったときに、生産者さんが苦労しているのが分かり、茶葉でお茶を飲む人が少なくなっていることが原因だと分かった。もっとたくさんの人にどうしたら飲んでもらえるのかを考えた」と話し、「お湯出しだと作るのが難しいので、水出しにこだわってみようと思った」と説明。さらに、お茶を飲むタイミングは食事中が多いことに着目して、ほうじ茶が合うと考えたという。さらに「この商品をきっかけにお茶業界が少しでも上にあがるように十分おいしいものができた」と明かした。
谷本知事は今回の取り組みに対して、「石川県の食材がPRできて非常にうれしい。水出しでお茶を飲むという、消費者のニーズに合わせた形で工夫をしていただいた中田さんに感謝を申し上げたいと思う」と話した。
最後に中田は「日本食だけでなくイタリアン、フレンチ、中華などあらゆる食事に合うように目指して考えた。これがうまくいけば、今後はより食材に特化した商品開発もできるんじゃないかと考えている」と話し、イベントを締めた。
今回の商品は「石川県のアンテナショップ」「にほんものストア」「全国の百貨店」などで購入することができる。