高橋陽一氏、「南葛SC」念願のJリーグ昇格に自信「世界に誇れるクラブに」
漫画家の高橋陽一氏が31日、自身が原作の人気漫画「キャプテン翼」に関する記者会見に出席した。高橋氏は現在、キャプテン翼の主人公が小学生時代に活動していたサッカークラブと同じ名前の「株式会社南葛SC」という会社を立ち上げ活動。自身の生まれ故郷である東京都葛飾区を本拠地に社名と同じ「南葛SC」というサッカークラブを運営し、Jリーグ昇格を目指している。
キャプテン翼を世界中で展開 その収益の一部を南葛SCの強化費にしてJリーグを目指す
漫画家の高橋陽一氏が31日、自身が原作の人気漫画「キャプテン翼」に関する記者会見に出席した。高橋氏は現在、キャプテン翼の主人公が小学生時代に活動していたサッカークラブと同じ名前の「株式会社南葛SC」という会社を立ち上げ活動。自身の生まれ故郷である東京都葛飾区を本拠地に社名と同じ「南葛SC」というサッカークラブを運営し、Jリーグ昇格を目指している。
高橋氏は、「ガンバ大阪」で活躍した元Jリーガーで現在は経営者の嵜本晋輔氏と共に登壇した。記者会見では「南葛SC」に対して、嵜本氏が代表を務める「バリュエンスホールディングス」が出資をすることで業務提携し、「スポーツチームの経営」と「キャプテン翼を起用した海外でのビジネス展開」を一緒に行っていくことが発表された。また合わせて、嵜本氏も「南葛SC」の運営に参画する。
まず嵜本氏が今回の「南葛SC」との取り組みについて「キャプテン翼を活用した展開を世界で行い、その収益の一部を南葛SCの強化費にしていく」と話し、すでに国内外で20社を超える企業と商談が進み、数社とは本格的な契約に向けた話し合いも行われていると説明した。
世界の50か国以上で放送されているというキャプテン翼。その人気について高橋氏は「イニエスタやトッティなど世界的なスターがインスピレーションを受けたと言ってくれる。ヨーロッパに取材に行くと、選手から会いたいと言ってもらえ、どこに行っても歓迎される。本当に翼くんには頭が上がらない」と笑顔で語った。
また、南葛SCのゼネラルマネージャーである岩本義弘氏も登壇し、「フランス代表のエムバペのような選手まで、日本に来た際には時間を作って会いたいと言ってくれて、絵を書いてほしいと頼まれる」と、キャプテン翼の影響力の凄さを改めて訴えた。
今後の展開として嵜本氏は「バリュエンスの世界中にある拠点をうまく使い、世界的なアイコンであるキャプテン翼を使ったビジネスを世界中の企業に企画提案していきたい」と続け、「他のサッカークラブができないような仕掛けをしていきたい」と壮大なプランに意欲を見せた。
今年で連載40周年を迎えるキャプテン翼の新たな動きについて高橋氏は、「南葛SCが世界に誇れるクラブになる礎が出来始めている」と笑顔でコメント。
最後に高橋氏は「ゴールに向かういい準備ができていると思う。まずはJリーグというゴールを目指したい」と意気込み、会場で南葛SCのユニフォームにライブドローイングで翼くんの絵を書いてイベントを締めた。