山崎育三郎、大河共演の吉沢亮とは「信頼して表現をぶつけ合える」 男4人兄弟の共通点
渋沢栄一を演じる吉沢亮は「男から見てもかっこいい」
音楽の話題となったところで、声量についても大河で感じることを明かした。
「舞台で芝居をしているぐらいのエネルギーが、時代的にも必要で、現代の芝居の声量とは全く違います。声はかなり出しています。張っています」
渋沢栄一を演じる主演・吉沢亮の印象にも言及した。自身と共通点があるという。
「だいぶ前に映画で共演したことがあって、そのときは好青年で、美青年の印象でしたが、今回、久しぶりにお会いして、もう渋沢栄一にしか見えないです。男前できれいな顔をしていますが、彼がもともと持っているものが、実はものすごく男くさい。僕も昨年の朝ドラでプリンスと言われるような役をやっているから中性的に見られるところもありますが、実は僕も吉沢君も男4人兄弟という共通点があるんです。男くさい中で育ってきたからこその男っぽさみたいなところが、話していても相性が合う。本当の彼の心に持っているものは、すごく根性があって、その男くささは渋沢栄一にしか見えない。男から見てもかっこいい。感覚としてお互いに信頼して表現をぶつけ合えるのは、男4人兄弟同士だからかは、分かりませんが、根本的に男っぽさをお互いに持っている気がして一緒にやっていて、すごく気持ちいい」
出演した昨年の朝ドラ「エール」では歌う場面があったが、今回はと問われると「僕もいつ歌う場面が出てくるのかと思っていますが、今のところ全く書かれてなくて」と語ると「ぜひ脚本家の先生に伝えないといけないですね」と笑った。楽しんで演じている様子がうかがえた。