小池都知事、予約不要のワクチン接種大混雑に私見「若者の関心の高さの表れ」
東京都の小池百合子知事が27日、都庁で行われた定例会見に出席。この日から始まった予約不要のワクチン接種について私見を述べた。
早朝からワクチン接種を求める若者たちで大行列となり、受け付けを締め切った
東京都の小池百合子知事が27日、都庁で行われた定例会見に出席。この日から始まった予約不要のワクチン接種について私見を述べた。
東京都はこの日、若年層を対象とした予約不要のワクチン接種を開始。会場の渋谷区立勤労福祉会館は早朝からワクチン接種を求める若者たちで大行列となり、午前7時半過ぎにはこの日の接種枠の上限に到達した。同8時には受け付けを締め切り、集まった人々からは困惑の声が漏れた。
小池都知事は「今朝7時30分の時点で300人を超える方々が集まった。すぐに定員に達しまして、整理券をお配りしました。明日からは人が集まることのないように抽選による仕組みを検討いたします」と報告。
「毎日何千人という感染者の中で、20代30代が半数近く。あらためて、若者のワクチン接種への関心の高さの表れだと思う。今日行って受けられなかった方には申し訳ありませんでしたけれども、その日行って受けられるという選択ができるようになった」と接種会場開設の意義を語った。