松下洸平&井浦新、吉高由里子主演「最愛」出演 塚原監督×新井Pとの“再会”に喜び

吉高由里子主演のTBS系金曜ドラマ枠「最愛」(午後10時/10月スタート)に松下洸平と井浦新が出演することが分かった。

「最愛」に松下洸平(左)と井浦新の出演が決定【写真:(C)TBS】
「最愛」に松下洸平(左)と井浦新の出演が決定【写真:(C)TBS】

松下洸平「生半可な気持ちでは太刀打ちできない作品」

 吉高由里子主演のTBS系金曜ドラマ枠「最愛」(午後10時/10月スタート)に松下洸平と井浦新が出演することが分かった。

 同作は、殺人事件の重要参考人となった女性実業家と、それを追う刑事、支える弁護士の3人を中心に、15年前のとある失踪事件から現在の連続殺人事件へとつながる謎に迫るサスペンスラブストーリー。

 吉高は気鋭の実業家・真田梨央(さなだ・りお)を演じるが、今回、それに深く関わる2人のキャストが決定した。事件の真相を追う捜査一課の刑事で、梨央の初恋の相手でもある宮崎大輝(みやざき・だいき)役に松下。梨央の会社の法務部に所属する弁護士で、あらゆる手段を使って彼女を守る加瀬賢一郎(かせ・けんいちろう)役を井浦が務める。

 同作は「アンナチュラル」「MIU404」のプロデューサー・新井順子と演出・塚原あゆ子、そして2017年4月期放送の金曜ドラマ「リバース」で2人と組んだ奥寺佐渡子と清水友佳子の脚本による、完全オリジナルだ。

 松下は、「このような大役をいただくことができてうれしくもあり、同時にとても驚きました。塚原監督と新井プロデューサーとは『MIU404』でご一緒させていただいたのですが、『またご一緒できるように頑張らないと』」と思っている中でお声がけをいただいたので、『えっ!?』と一瞬時が止まってしまいました」と喜びを口に。

 続けて、「『最愛』はすごく攻めた作品だと思います。完全オリジナルストーリーではあるのですが、どこかリアルな部分もたくさんある。だからこそ芝居をしっかりやらないといけないですし、生半可な気持ちでは太刀打ちできない作品だと感じました。でも時にはキュンキュンする会話のやり取りがあったりと、いろいろな方面で楽しめる台本になっています。そして今回僕は陸上をやっている役なので、ちゃんとリアルに感じていただけるよう、今から頑張って走り込みます(笑)」とコメント。

 井浦は「新井プロデューサー、塚原監督とのお仕事は『アンナチュラル』以降2度目になるのですが、お話をいただけてとにかくうれしかったです。前作に参加させていただいてから4年ほどたっているので、うれしさの一方で、その4年で積み重ねてきたものをしっかりと表現できるのか緊張感もありました」と“再会”を喜んだ。

 そして、「台本を読ませていただいて、この作品は独特なリズムのサスペンスだなと感じています。ただ事件が起きていくだけではない、いわゆるサスペンスの方程式がめちゃくちゃ。でもそれが物語の大きな個性となっています。『ここまで人物を掘り下げているのか』『このあとどうなっていくんだろう』と、独特なストーリーの組み立てになっていて、1話もここで終わるの!? と必然的に2話を早く見たくなるようになっています。塚原監督は外側のお芝居だけでなく、人間の内側の心を大切にしてそこを引き出して演出してくださるので、その丁寧な演出を受けながら、また新しいことにチャレンジできると思うと、うれしさと楽しさがあふれてきます。あと、新井Pが後ろの方からジッと見ている威圧感をまた受けるのも楽しみです(笑)」と今後の展開に期待を寄せた。

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