羽生結弦「表情や息遣いから想いを感じて欲しい」 24時間テレビのアイスショーで熱演

フィギュアスケートの羽生結弦が22日放送の日本テレビ系「24時間テレビ44」の企画でアイスショーを熱演した。

羽生結弦【写真:(C)日本テレビ】
羽生結弦【写真:(C)日本テレビ】

アイスリンク仙台に降臨

 フィギュアスケートの羽生結弦が22日放送の日本テレビ系「24時間テレビ44」の企画でアイスショーを熱演した。

「震災から10年…羽生結弦 想いを込めたSPアイスショー」で演技を披露。羽生自身が選んだ曲目は2011年の東日本大震災後、初めて観客の前で滑った特別な曲「ホワイト・レジェンド~白鳥の湖~」、そして、2曲目は「花になれ」。「一歩ずつ前に向けて歩いて行けるような気持ちになっていただけたら」という想いを込めた。

 会場は羽生が10年前の地震のときに練習していたアイスリンク仙台。感染防止対策のため、観客は入れず、スタッフも極力減らして実施。羽生はテレビだからこそ伝えられる「表情や息遣いから想いを感じて欲しい」と話した。また今回のために特別に衣装を作った。

 2度の五輪金メダルをはじめ、世界的な大会で実績を積み重ねてきた羽生は、自身も東日本大震災で被災し、以来震災と向き合い続けてきた。コロナ禍で迎える震災10年の節目に、自らの“想い”を胸に、被災地、そして全国の人々へ特別なプログラムを届けた。

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