國村隼、原爆開発の教授役「自問自答できる個人が増えれば世界は良くなる」と力説

俳優の國村隼が21日、東京・渋谷HUMAXシネマで行われた「映画 太陽の子」(黒崎博監督)の公開記念トークイベントに出席した。

トークイベントに出席した左から葉山奨之、國村隼、黒崎博監督
トークイベントに出席した左から葉山奨之、國村隼、黒崎博監督

太平洋戦争末期の若者たちを描いた青春グラフィティ

 俳優の國村隼が21日、東京・渋谷HUMAXシネマで行われた「映画 太陽の子」(黒崎博監督)の公開記念トークイベントに出席した。

 太平洋戦争末期に存在した「F研究」と呼ばれる“日本の原爆研究”をベースに、時代に翻弄されながらも全力で駆け抜けた若者たちの等身大の姿を描いた青春グラフィティ。主演の柳楽優弥、有村架純、三浦春馬が豪華共演したことでも話題となった。

 若者たちを厳しくも温かく導く原子物理学研究室のトップ・荒勝文策教授を演じた國村は、科学と狂気の関係を述べたうえで、「大人たちが戦争を起こしてしまった。暴走する電車に乗っているのかどうかを自分の頭で考えること。このままでいいのか、自問自答できる個人が増えればこの社会も世界も良くなるのでは」と力説した。

 イベントには結果の見えない研究に疑問を持つ大学院生・堀田茂太郎を演じた俳優の葉山奨之も参加し、「撮影の前に勉強会があって原爆について専門家から教えてもらう機会がありました。そこでみんなで広島に行って原爆ドームや資料館にも行きました」と自身の研究ぶりを明かした。最後のあいさつでは「先が見えない世の中ですが、この作品には見る意味がある。若者にもっと見てほしい」と涙声で呼びかけていた。

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