「映画も料理も真剣勝負」和の鉄人、黒木純が「孤狼の血 LEVEL2」出演で体感したこと

映画「孤狼の血 LEVEL2」【写真:(C)2021「孤狼の血 LEVEL2」製作委員会】
映画「孤狼の血 LEVEL2」【写真:(C)2021「孤狼の血 LEVEL2」製作委員会】

日本料理「くろぎ」には映画のポスターを貼り、チラシを置いて映画をアピール

 完成作は大きなスクリーンで観て、大興奮した。「前作は松坂桃李君が成長していく物語でしたが、今回は、役所広司さん演じる刑事の遺志を継いでいく。主人公の日岡は普通の刑事とは違って、正義の味方ではなく、ちょいちょい悪い部分も持っている。その彼が暴力団と対峙するわけで、悪対悪のようにもなっている。その強敵を演じた鈴木亮平君にしびれました。映画にのめり込みすぎて、自分が出ていることさえも忘れてしまいました。すごい面白い!」。

 撮影の様子は妻でシンガー・ソングライターの加藤ミリヤにも報告。「周りの人が動画を撮ってくれていたので、うれしくて、奥さんや店の仲間にも送りまくりました。奥さんには、映画のこともしゃべってもらいました」。

 日本料理「くろぎ」には映画のポスターを貼り、チラシを置いて、映画をアピールしている。「店にはいろんな方がいらっしゃって、今まで映画を観てない人たちもいます。だから、僕が、一番宣伝能力があるんじゃないかと思っているんですよ(笑)。いろんな方に映画のお話をさせていただり、お中元にも映画のチラシやムビチケなどを入れさせていただきました。相当な数を配ったんじゃないかな。心の底から大ヒットを願っていますね」と、“宣伝隊長”としても活躍を見せている。「第3弾があるんなら、次も絶対出たいですよ」とアピールも。俳優・黒木純を再び見ることができるかも。

□黒木純(くろぎ・じゅん)1978年、宮崎県有数の割烹料理店を営む両親の下に生まれる。18歳にして料理人を目指して上京。名だたる名店で修業を重ね、経験と技を積み上げ、2010年に東京、湯島「くろぎ」のオーナーシェフとなる。12年10月にオンエアされた「アイアンシェフ」では、新たな「和の鉄人」として登場し、「若き鉄人」として注目を集める。17年3月には本家「くろぎ」が、お客様に、より一層の手厚いおもてなしをするために湯島から芝大門に移転。東京で最も予約を取るのが困難と言われる本家「くろぎ」の特徴は、気迫のこもった所作の料理人と対峙出来る最高の席である「和のカウンター」で頂く、最高の素材と技が出会い、「素材と会話」しながら感性が紡ぐ世界に誇れる洗練の料理。

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