西野七瀬、アネゴ肌のスナックママ熱演…村上虹郎「絶対、気が強い部分がありますよね(笑)」
西野から「よかったよ」とLINE…「チンタのクライマックスに感情を動かされ、泣いた」
――完成した作品はどうご覧になりましたか?
西野「自分が出てないシーンはハードなシーンが多かったけど、想像を超えたものが映像になっていました。めっちゃ面白い! 自分のシーンになると、一人反省会が始まってしまうけど……」
村上「僕は姉ちゃんが観た翌日に観ました。面白かったんだけど、てんこ盛りすぎて、最高に疲れました。その日は雨の日で、自分で車を運転していったんだけども、帰る元気がないな、と。関係者と感想を言い合うこともできなくて、速攻、温泉の寝湯に行きました。ねえちゃんから『よかったよ』ってLINEをもらったね」
西野「そう、チンタのクライマックスに感情を動かされ、泣いた」
村上「泣いちゃうんだね。本人だから、よく分からないけど。」
西野「チンタは情のある役だし、そのシーンは自分がいなかった場面だったから」
村上「あそこはアメフラシのシーンだったけど、白石組の雨の量、強さは半端なくて、背中で雨を食らうと痛いくらい。すごく寒くて、役者をやめたいと思ったくらいでした(笑)」
――2度あることは3度ある。次はどんな役で共演したいですか?
西野「確かに。年齢一緒とか、逆の役もやってみたいよね」
村上「姉ちゃんがぶっ飛んだ役をやって、オレが『何しているんですか』と突っ込む役もいいかな」
西野「それも面白いね」
村上「今回は弱者の役だったので、2人とも犯罪者役もいいかもね」
□西野七瀬(にしの・ななせ)1994年5月25日、大阪府生まれ。2011年、乃木坂46の1期生オーディションに合格し、デビュー。15年、ファッション誌「non-no」専属モデルに抜てき。18年に同グループを卒業。19年1月よりカンテレ「グータンヌーボ2」のMCを務める。ドラマ出演作には日本テレビ「あなたの番です」、フジテレビ「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」、Amazon「ホットママ」、日本テレビ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」。映画の公開待機作には「鳩の撃退法」(8月27日)、「あなたの番です 劇場版」(12月)がある。
□村上虹郎(むらかみ・にじろう)1997年3月17日、東京都生まれ。2014年、河瀨直美監督の「2つ目の窓」でデビューし、映画初主演。主な出演作に「ディストラクション・ベイビーズ」(真利子哲也監督)、「武曲 MUKOKU」(熊切和嘉監督)、「ナミヤ雑貨店の奇蹟」(廣木隆一監督)、「ハナレイ・ベイ」(18/松永大司監督)など。近作には「銃」(武正晴監督)、オダギリジョーの長編初監督作「ある船頭の話」「ソワレ」「佐々木、イン、マイマイン」「るろうに剣心 最終章 The Beginning」。映画の公開待機作には「燃えよ剣」(10月15日)がある。