西野七瀬、アネゴ肌のスナックママ熱演…村上虹郎「絶対、気が強い部分がありますよね(笑)」
村上「かすった時の方が痛い」、西野「本気でやらないと失礼」
――その気の強さを象徴するシーンとして、真緒がチンタをビンタするシーンがありました。
西野「相手が虹郎君だったから、戸惑いなくやりましたよ(笑)」
村上「その意味が分からないけどね(笑)。オレだったらいいってこと?」
西野「いいという判断を下しました!」
村上「テストは柔らかくやるんですけど、本番ではバシーっと(笑)。『まあ、そうすよね』とは思いましたけど……」
西野「ハハハ。本気でやらないと失礼だと思ったので」
村上「いい音が出る時よりも、かすった時の方が痛いんですよね。殴られたことは覚えている」
西野「私は、一生懸命話している時に、チンタがそれを聞かずに、下の弟たちと遊び始めるシーンはやっていても、腹が立ちました(笑)。『聞けよ!』と思った。心配ばかりかける弟でしたね。心配かけない、チンタみたいな弟なら欲しいと思ったけど」
村上「そりゃ、そうですよね。僕は姉貴がほしかったので、最高でしたね。姉ちゃんとひーさん(=日岡、松坂桃李)が2人だけでオレのことを会話するシーンは泣けました。いいシーンでした」
西野「あのシーンは難しかった。気持ち的にもきつかったし、1人で長々としゃべるのは不安になってきちゃうんですよね」
村上「でも、あそこのシーンをやり遂げたのは自信になるんじゃない?」
西野「そうかも。後々思い出すだろうな。クランクアップの時のこともよく覚えている。スタッフさんにあいさつに行くときに1人だと恥ずかしいなと思っていたので、虹郎君についていった。おかげでいろんな人にあいさつできたので、感謝している」
村上「周りから見たら、超かわいらしい光景だったかも」
西野「そうかも。頼れる弟でした」
――2人とも、主演の松坂桃李演じる日岡との絡みが多かったですが、実際の松坂さんはどんな人ですか?
西野「気さくで、ほわーとしている。緊張感を全然感じずに接せられる人」
村上「そうですね。劇中では、ハードな役ですけど、ご自身は漫画大好き、ゲームオタクみたいな人。そのギャップが最高です」
西野「笑顔がすごい印象的。日岡を演じている時には見えないような笑顔を見せるんですよ」