北朝鮮を逃れた女性がボクシングと出会い人生を取り戻す 韓国の感動作が公開決定

北朝鮮から逃れ「脱北者」として韓国・ソウルで新たな人生をスタートさせた女性ジナがボクシングと出会い、生きる希望と勇気を取り戻す姿を描いた感動作「Fighter(英題)」の邦題が、「ファイター、北からの挑戦者」に決定し、11月12日より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、ほか全国にて順次公開することが決定した。監督はユン・ジェホ。

「ファイター、北からの挑戦者」ポスター【写真:(C)2020 Haegrimm Pictures All Rights Reserved】
「ファイター、北からの挑戦者」ポスター【写真:(C)2020 Haegrimm Pictures All Rights Reserved】

「愛の不時着」イム・ソンミが1か月半のボクシング特訓を敢行

 北朝鮮から逃れ「脱北者」として韓国・ソウルで新たな人生をスタートさせた女性ジナがボクシングと出会い、生きる希望と勇気を取り戻す姿を描いた感動作「Fighter(英題)」の邦題が、「ファイター、北からの挑戦者」に決定し、11月12日より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、ほか全国にて順次公開することが決定した。監督はユン・ジェホ。

 また、「私の闘いは、まだ終わらない。」のキャッチコピーとともに、前をしっかりと見据えてファイティングポーズを構える主人公ジナの凛々しい横顔が強烈な印象を残すポスタービジュアルも同時に解禁となった。

 韓国で暮らす3万3000人の脱北者たち。たどり着いた先に希望はあるのか?

 映画は北朝鮮を逃れた1人の女性が、再び人生を取り戻す姿を描く感動作だ。

 舞台は韓国、ソウル。ひとりの女が小さなアパートにたどり着いた。彼女は脱北者のリ・ジナ。休む間もなく食堂で働き出した彼女は、中国に残した父を呼び寄せるためより多くのお金を稼ごうと、清掃の仕事を掛け持ちすることにした。そこは館長とトレーナーのテスが2人で切り盛りするボクシングジムで、悲惨な過去と怒りを抱えて壁を作るジナに、館長とテスは静かに燃えるファイティングスピリットを感じ取る。グローブを渡されたジナは、次第にボクシングの世界にのめり込んでいく。

 ヒロインのジナを演じ切ったのは、大ヒットドラマ「愛の不時着」でも印象を残したイム・ソンミで、1か月半のボクシング特訓を敢行。女優歴14年目にして初の主演をつかんだ。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください