“恥知らずのカリスマ”がやりたい放題 ベルト強奪で王者ほんろう、屋外決戦に自信満々
「恥知らずのカリスマ」佐々木大輔がベルト泥棒に続いてテロ攻撃。DDTの「超新星」ユニバーサル王者・上野勇希を翻弄(ほんろう)している。
“恥知らずのカリスマ”佐々木大輔が上野勇希をほんろう
「恥知らずのカリスマ」佐々木大輔がベルト泥棒に続いてテロ攻撃。DDTの「超新星」ユニバーサル王者・上野勇希を翻弄(ほんろう)している。
8・21神奈川県川崎市の富士通スタジアム大会で上野に挑戦する佐々木。ベルトを強奪した上、8・15後楽園ホール大会で上野の額をカチ割り流血に追い込んだ。すべてが佐々木のペースで進んでいる。
17日の調印式でも「恥知らず」流がさく裂。この日、ベルトを返却し、調印書にもサイン。ただし、会場には現れない。上野は「これでいいんですか? これが許されるんですか? 会社も佐々木さんに譲歩し過ぎじゃないですか」と不満をぶちまけながらも、久しぶりにベルトを手にして、落ち着きを取り戻した様子。一人で意気込みを熱く訴えた。
上野が調印書の王者の欄に名前を書き入れ「これで、いいんですね」と念押し。挑戦者不在の調印式が終了と思われたところで、佐々木からの連絡が届く。一方的に送り付けられたビデオメッセージがスクリーンに映し出された。上野はじめその場の全員が注目していると、何と佐々木が乱入。「甘いぞ!」とばかり、ベルトで上野を殴打した。
「令和のテロリスト」佐々木の突然の狼藉に、会場が騒然とする中、佐々木はベルトをまたまた横取りするや、さっさと引き揚げていった。
追いかけると、佐々木は「油断しすぎ。甘ちゃんだな」と堂々と持論を展開し始めた。それどころか「わざわざ挑戦者に俺を指名しといて、このありさまかよ。俺もなめられたもんだな」と、理不尽な理屈を並べ立てた。
確かに急所攻撃やセコンドの介入など恥知らずな反則攻撃を得意とする佐々木だ。あらゆる手段を講じて、王者にゆさぶりを掛けてくるのは覚悟しておくべきだった。
しかも「上野の言葉には心がこもっていない。あれでは説得力がない」とうそぶき始めた。王者を追い詰める反則攻撃にも罵詈雑言にも「俺の言動の一つ一つには、気持ちが入っている。入魂なんだ。上野とは何もかもが違う」とまで言い切った。