【インタビュー】劇団4ドル50セント コラボ公演で魅せる私たちの色味
2020年の劇団の目標とプライベートの目標
ーー劇団として2020年の目標はありますか。
前田「このコラボ公演を第1回目として、今年は4ドルとしてコラボ公演をメインにたくさん公演をやれたらいいなと思っています。いろんな芝居のやり方を通して自分が本当にやりたいお芝居のやり方みたいなのをみんなが見つけられる年になったらいい」
ーー将来、役者として目指す人はいますか。
田代「私は歌をずっとやっていて、ミュージカル女優を目指しています。憧れている女優はソニンさんですね。ミュージカルってすごく型にはまっているお芝居で、演技がガチガチになっちゃうところが自分にもあるんですけど、ソニンさんの舞台を見ていると、演技が本当にうまいし、歌もちゃんとミュージカルですごくクオリティーが高い。お芝居がしっかりできるミュージカル女優さんになりたいと思っています」
岡田「私は舞台をやっていきたい人なんですけど、好きな女優は安藤玉恵さんとか、平岩紙さんですね。下北で舞台やってますみたいな、どっしりした格好いい女性たちのお芝居が好きで、でも、あの方たちって人を笑顔にできるお芝居もできるから、そういう懐の深いおっかさんみたいな女優になりたいなと思っています」
前田「4ドルが始まってまだ1年も経ってない頃に、和田憲明さんっていう演出家の方のワークショップを受けさせていただいた時があった。和田さんは、ウソをつかない、リアルな自分の生きている時の流れみたいなのをしっかり大事に持ってお芝居をしなさいって言う方で、まだお芝居始めて間もなかった時にそれを教えてもらって、今でも基盤というか、大事にしたい部分として残っている。これからもっともっと確立させていきたいなと思っています」
隅田「私は藤原竜也さんが好きで、藤原さんの出ている作品って、どんな作品でも面白そうと思うというか、藤原さんの演技ももちろんだけど、藤原さんが出ると決めた作品なら絶対面白いだろうみたいなそういう信頼みたいなのがある。自分が出ていることによって、その作品に信頼とか安心が生まれるような女優さんになりたいなっていうのは最近思います」
ーー今年のプライベートの目標も聞かせてください。
前田「500円、50円、5円玉貯金を1年前ぐらいからやっていて、6~7万ぐらいまで貯まっている。それを海外旅行に使おうと思っています。海外のアートとか、ファッションにすごく興味があって、お芝居とは別にファッションの方面でもお仕事をやっていきたいなと思っていて、その本場のヨーロッパに行きたい」
隅田「魚めちゃ好きなので、釣りに挑戦してみたい。釣ってさばいて食べるっていうのをやりたいですね。最後握るまでいけたらいいんですけど、今年はとりあえず、釣ってさばいて食べたいです」
田代「私、部屋がきれいじゃないと、やる気が出なくて、今、引っ越しした時期がすごい忙しくて部屋がぐちゃぐちゃしてるんですよ。だから部屋をおしゃれにしたいです」
岡田「23年間女として枯れているので、うるおいが欲しいなということで、シンプルに恋愛したいと思います」
ーー最後に公演の注目点を改めてお願いします。
前田「どちらの作品ともみんなふざけまくっているし、コメディーなんですけど、そのふざけるっていうことに対してすごく真剣に向き合っているし、真剣にふざけているので、まずはそこが見どころなのと、ふざけたその先にあるあったかい愛情みたいなのがこの作品を通しての一番の魅力だと思うので、それを少しでも多くの人に伝わる作品になったらいいなと思います。気負わずに軽い気持ちでポンと見に来て欲しいです!」
□前田悠雅(まえだ・ゆうが)1998年10月19日、千葉県出身。161センチ。
□岡田帆乃佳(おかだ・ほのか)1996年9月1日、愛媛県出身。163センチ。
□田代明(たしろ・あかり)1995年9月9日、北海道出身。155.5センチ。
□隅田杏花(すみだ・きょうか)1996年8月5日、神奈川県出身。158センチ。