「すべての人類のための教材」東京五輪で窮地を救われた海外選手の感動ストーリーが世界で脚光
東京五輪で窮地を救われた海外選手の感動ストーリーが世界で脚光を浴びている。
「涙が止まらない」と世界が称賛 五輪スタッフの機転が救った
東京五輪で窮地を救われた海外選手の感動ストーリーが世界で脚光を浴びている。
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話題になっているのは、陸上男子110メートルハードルで金メダルを獲得したジャマイカのハンスル・パーチメント選手が8日にSNSに投稿した動画。
1分10秒の映像は、パーチメント選手がお目当ての女性スタッフに向かう場面からスタート。女性を見つけると、「ティアナさん、私のことを覚えていますか? 見せたいものがあります」と話し、自身の金メダルを手渡した。
女性が「本当に? すごい!」と喜ぶと、「あなたが助けてくれたからだ」と感謝。女性は「ちょっと待って、ワオ!」と驚き、信じられないといった表情でパーチメント選手の快挙をたたえた。
実はパーチメント選手は準決勝のとき、陸上競技場に向かうバスを間違え、水泳会場に到着してしまった。そこでこの女性に助けられ、お金を渡されタクシーに乗って競技に参加。無事、金メダル獲得につなげた。
パーチメント選手は「あなたのおかげで、あの日決勝に進めました」と伝え、お礼にジャマイカチームのシャツをプレゼント。タクシー代も返却した。動画は最後に「ARIGATOU GOZAIMASU」のテロップで終わっており、日本への感謝の気持ちが込められている。
この心温まるストーリーは、CNNなど世界各国の主要メディアが報道し、大きな反響を呼んでいる。ジャマイカ観光相は地元紙の取材に女性を招待する考えも明かした。
フォロワーからは「なんて行動だ」「感動的な物語、すべての人類のための教材…」「私が今まで見た中で最大の感謝の仕方です」「涙が止まらない」「なんてすてきなの!」など多くの反響を呼んでいる。