小池都知事、デルタ株拡大を豪雨災害に例えて警告 「豪雨もコロナも同じ災害なんです」
東京都の小池百合子知事が13日、都庁で行われた定例会見に出席。感染拡大が続く新型コロナウイルスを、九州・中国地方を襲っている豪雨災害を引き合いに出して警戒を呼び掛けた。
九州・中国地方を襲っている豪雨災害を引き合いに出して警戒を呼び掛けた
東京都の小池百合子知事が13日、都庁で行われた定例会見に出席。感染拡大が続く新型コロナウイルスを、九州・中国地方を襲っている豪雨災害を引き合いに出して警戒を呼び掛けた。
会見冒頭、小池都知事は「まずは豪雨。これまでに経験したことのないような大雨が続いている。命を守る最善の行動を。被害に遭われている方や避難されている方にお見舞いを申し上げたい」と豪雨について言及。
その上で「新型コロナウイルスも同じ災害なんです。違いは見えるか見えないか。雨粒が重なって洪水になるのと、一人一人の行動が重なって人流の拡大につながるのは同じこと」と拡大が止まらないデルタ株の脅威を大雨に例えて訴えた。
「自然災害はお天道様次第ですが、コロナの人流は私たちの意識で抑えられる。ずっと雨が降っていて、土砂降りの中で家にいて、もう飽きたからって外へ出て行くかといったら行かないでしょう。マスクだってそう。土砂降りの中、傘も差さずに歩きますか? 今まさに最大級、災害級の警戒をお願いしたい」と小池都知事は話した。