劇場版「ヒロアカ」、公開4日間で興収9.4億円 3作目にしてシリーズ最高のスタート

人気漫画が原作の最新映画「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション」(6日公開)の公開4日間興行成績が10日に発表され、観客動員数72万人、興行収入9.4億円を記録した。

「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション」が最高のスタート【写真:(C)2021「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE」製作委員会 (C)堀越耕平/集英社】
「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション」が最高のスタート【写真:(C)2021「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE」製作委員会 (C)堀越耕平/集英社】

観客動員数は72万人を記録

 人気漫画が原作の最新映画「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション」(6日公開)の公開4日間興行成績が10日に発表され、観客動員数72万人、興行収入9.4億円を記録した。

「僕のヒーローアカデミア」は、2014年7月より週刊少年ジャンプ(集英社)で連載がスタートし、既刊30巻のコミックスのシリーズ世界累計発行部数は5000万部を突破。これまでテレビアニメ1期~4期が放送され、現在は第5期も放送中の人気作だ。

 映画シーンにおいても18年夏にアニメ劇場版第1作目「僕のヒーローアカデミア 2人の英雄(ヒーロー)」が公開され興行収入17.2億円の大ヒット、さらに19年冬公開の第2作目「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング」では前作を超える興行収入17.9億円を記録していた。そして、6日からは待望の劇場版第3作目「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション」が公開となっていた。

 公開4日間の興行成績は、動員数72万人、興行収入9.4億円を記録と、前作超えはほぼ確実となる好調なスタートを切った。

 大ヒットスタートを記念して出演者からのコメントも届いた。

○山下大輝(緑谷出久役)
「『ワールド ヒーローズ ミッション』が公開されて、すごくうれしい気持ちがあふれています。1・2作目を超える大ヒットスタートで、たくさんの方々にご覧いただいているとお聞きし、ヒロアカ好きの仲間が増えたような感覚で本当にうれしいです! 本作は、さまざまな視点で楽しめる作品になっていると思います。吉沢亮さん演じるオリジナルキャラクターのロディの目線で感情移入しながら『ヒロアカ』の世界観を楽しめますし、さらに、デクやかっちゃん、轟くんが、インターン生として今回のミッションに参加していますが、その姿から、彼らがプロのヒーローとして活動している未来が見える、そんな印象がありました。皆さんそれぞれが『ワールド ヒーローズ ミッション』を自分なりの見方で楽しんでくださることを願っています」

○岡本信彦(爆豪勝己役)
「多くの方々に見ていただいているようで、本当にありがとうございます! 『自分で限界を決めちゃいけない』というデクのせりふがあるんですが、台本を読んでいてハッとしました。『爆豪はこうだ』と僕の中で限界を無意識に決めてしまっていたので、それを超えて『PLUS ULTRA<プルスウルトラ>』するのがこの劇場版第3弾なんだと。本当に鼻血が出そうなくらい(笑)力を込めて演じさせてもらいました。僕自身、デクの言葉に背中を押されて収録に臨みましたが、そうして僕たちが込めた思いが、見てくださった方々に届いて、『デク、爆豪、轟、そしてロディがあんなに頑張っていたんだから、自分だって頑張れることがあるはず!』とプラスのエネルギーに変えていただけたらうれしいです。ぜひ、これからも『ヒロアカ』を応援してください!!」

○梶裕貴(轟焦凍役)
「ようやく公開を迎え、多くの方々に劇場でご鑑賞いただけていることを本当にうれしく思っています! 本作では、轟たちはまだインターン生でありながらも“一人のプロ”として、世界の危機を救うために立ち向かっていきます。物語序盤の彼を考えてみれば、父親であるエンデヴァーの事務所にインターン先を決めたこと自体、とても大きな前進。そんな彼の成長は、共に歩ませてもらっている僕にとって、ものすごくまぶしく映っています。たとえアカデミア生であろうと、1度現場に立てば、プロヒーローと同じ責任が伴うもの。これまでにないほど過酷な状況に挑む彼らの姿からは、間違いなく勇気と希望をもらえるはずです。緑谷、爆豪、轟。そしてクラスメートやプロヒーローたちとの絆を感じられる刺激的なドラマ、ぜひ映画館で体感されてください!」

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