文化系VS本道ついに最終決着か? 一皮むけたDDTの至宝が秋山準にリベンジを挑む

IWGP世界ヘビー級王者・鷹木信悟は「リズムが合いそう」

 高木三四郎大社長は「新日本プロレスに追いつけ、追い越せ」と大号令をかけている。「僕らは選手ですから、リングの中を充実させる。もう、負けていない」と日本プロレス界ナンバー1を目指すのは、DDTそしてサイバー・ファイトの総意なのだ。

 新日本プロレスのIWGP世界ヘビー級王者・鷹木信悟を「リズムが合いそう」と評する竹下。元より、プロレスファンとあって、日本だけでなく世界マット界の動向をチェックしている。

 米WWEに旅立ったイケメン二郎について「僕と共通点が多い。小さい頃からプロレスラーを志していたこととか……正直、彼の活躍ぶりは気になる」と竹下の視野は広い。AEWの頂点に立つケニー・オメガも「背中を追っていた人だし、飯伏幸太さんも、もう一度、闘いたい」とDDTから羽ばたいていった先輩たちとの再会マッチにも興味があるようだ。

 とはいえ、竹下自身は「DDTを大きくしたい。KO-D無差別級王座を一番にしたい」と、DDTマットのさらなる拡充に専念する決意を固めている。そのためにも、秋山との抗争を終わらせ、KO-D王者としてさらなる高みに駆け上がるしかない。8・15、8・21決戦は、その序章である。

次のページへ (3/3) 【写真】恵まれた体格を竹下幸之介は鍛え上げている
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