漫画家の浦沢直樹がアメリカの天才POP職人&伝説のドラマーと新曲をリリース!
ビートルズやビーチ・ボーイズの遺伝子を受け継ぐソングライター、マイク・ヴァイオラが22日にリリースした日本独自企画ベスト盤「ザ・ベスト・オブ・マイク・ヴァイオラ」の中で、漫画家の浦沢直樹氏と放送作家の倉本美津留氏らがマイクと組んだプロジェクト「MONAKA」の新曲も収録されていることを発表した。
天才POP職人マイク・ヴァイオラのベスト盤に浦沢直樹と倉本美津留が参加
ビートルズやビーチ・ボーイズの遺伝子を受け継ぐソングライター、マイク・ヴァイオラが22日にリリースした日本独自企画ベスト盤「ザ・ベスト・オブ・マイク・ヴァイオラ」の中で、漫画家の浦沢直樹氏と放送作家の倉本美津留氏らがマイクと組んだプロジェクト「MONAKA」の新曲も収録されていることを発表した。
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マイク・ヴァイオラは、エルヴィス・コステロを彷彿させるハスキーな歌声を持ち、ロックから優しいバラードまでをエモーショナルに歌いこなす。またフォール・アウト・ボーイやライアン・アダムズなどのプロデューサーとして活躍し、2016年にヴァーヴ・レコードのA&R部門の重役に就任。20年のグラミー賞には彼が手掛けたマディソン・カニングハム、J.S.オンダラがノミネートされており、“天才POP職人”と呼ばれている。今回リリースされた日本独自企画ベスト盤「ザ・ベスト・オブ・マイク・ヴァイオラ」には1996年から現在まで、過去20年間のキャンディ・ブッチャーズのバンド名義から最新のソロ作品、未発表曲まで、最新リマスターで全23曲が収録されている。
中でも注目なのが、新曲「悲しきLA天国」を収録した新プロジェクト「MONAKA」だ。マイク・ヴァイオラと漫画家の浦沢氏、放送作家の倉本氏、LA在住のミュージシャンHedayが組み、ジョン・レノン、ジョージ・ハリスン、ローリング・ストーンズ、エリック・クラプトン、ボブ・ディラン他数々のセッションに参加した伝説のドラマー、ジム・ケルトナーも参加している。
レコーディングに至ったいきさつについて浦沢氏は「何か一緒に作らないかという話になり、僕がざっくりとした曲のデモを作り、メールで送ったところ、マイクがそれを元にすぐに曲として完成させて、LAに来てこれをレコーディングしないか?ということになり、なんとジム・ケルトナーが叩いてくれる!となって、LAに飛んで行ったんです」と明かし、「マイクとはそのときに初めて知り合い、レコーディングを通して親しくなりました。レコーディングの場ということもあり、マイクは次から次へとアイデアを出し、まさに才気走った感じでした。頭の中のポップワールドが全開になっている感じでしたね。どんどんアイデアを出して作られるリフなどを弾くのに精一杯でしたが、僕も一生懸命ギターでついて行きました。そのギターをマイクがワイルドでいい!と採用してくれたのは、嬉しかったです」とレコーディングのエピソードを語ってくれた。
マイクは「僕の音楽を長年にわたって聴いてくれて、心から理解してくれている日本のファンのみなさんにありがとう。(中略)友人のナオキ(浦沢直樹)は素晴らしいギター・プレイヤーなんだ。僕の音楽や、BeatleDNAを持つポップ・ミュージックが好きなら、このCDコンピレーションを楽しんでもらえると思う。これらの楽曲を再発見するのは本当に楽しかったよ」と日本のファンに語った。