「孤狼の血 LEVEL2」、現代アートとのコラボ実現「どの場面を描いてもいい絵」
「孤狼の血 LEVEL2」内のプロジェクト「コロウノチVS」で現代アートとのコラボレーションアートが実現した。UNIQLOでのPEANUTコラボTシャツが大好評を得たイラストレーター・長場雄、コラージュアーティスト・河村康輔、イラストやコミックにフォーカスしたトロント出身のビジュアルアーティスト・Freddy Carrascoの3名が、同作に触発された作品を一挙に公開する。
コラボレーションビジュアルのムビチケも緊急発売決定
「孤狼の血 LEVEL2」内のプロジェクト「コロウノチVS」で現代アートとのコラボレーションアートが実現した。UNIQLOでのPEANUTコラボTシャツが大好評を得たイラストレーター・長場雄、コラージュアーティスト・河村康輔、イラストやコミックにフォーカスしたトロント出身のビジュアルアーティスト・Freddy Carrascoの3名が、同作に触発された作品を一挙に公開する。
同プロジェクトは、今までに音楽界ではアイナ・ジ・エンドがインスパイア―ドソング「ロマンスの血」を発表。漫画界からは「極主夫道」のおおのこうすけや、「BEASTARS」の板垣巴留が衝撃のコラボイラストを描きあげるなど話題になっている。
長場は、一匹狼の刑事・日岡秀一(松坂桃李)に立ちはだかる最凶の悪・上林成浩(鈴木亮平)と、暴力団抗争の黒幕を暴こうと奔走する記者・高坂隆文(中村獅童)らとの劇中の一場面を表現する。長場は、「どの場面を描いてもいい絵になりそうで1つの場面に決めることに迷いましたが、映画を観終わった後もしばらく上林成浩を演じる鈴木さんの余韻が強かったので、鈴木さんの出ている場面から1つ選びました」とコメントした。
河村は、ポスタービジュアルをコラージュし、フィルム・ノワール的世界観を再構築し、インパクトある作品が誕生した。その意図として河村は「映画の世界観にある全体的な強さと恐怖感を1枚の静止画の中に閉じ込め物語を表すアートワークになるように意識しました」と語った。
Freddyは、組事務所の看板を前にたたずむ上林(鈴木)の圧倒的存在感を、赤、白、黒でコミック的に表現した理由として、「映画の中で特に印象的だったのは、登場するキャラクターたちの威勢の良さと堂々とした態度でした。彼らの中には、私の故郷であるドミニカ共和国の親戚に似ている人もいたので、作品制作の際には彼らのスタイルを表現することに気を配りました」と説明した。
また、コラボレーションビジュアルのムビチケが緊急発売されることが決定。13日からは1週間限定で六本木蔦屋書店「孤狼の血 LEVEL2」フェアにて店頭販売も実施する。