西島秀俊が演じる朝岡覚の悲しい過去が判明 襷をつなげなかった元大学駅伝ランナー
NHKの連続テレビ小説の第59回が5日、放送され、西島秀俊が演じる気象キャスター・朝岡覚のこれまで明かされてこなかった悲しい過去が明らかになった。朝岡は大学時代「風の神」と称された駅伝選手だったが、大事な大会で、レース途中で棄権して襷(たすき)をつなげなかった悲しく悔しい経歴があったことが描かれた。
NHK「おかえりモネ」第59回で朝岡がスポーツ気象に力を入れる理由明らかに
NHKの連続テレビ小説の第59回が5日、放送され、西島秀俊が演じる気象キャスター・朝岡覚のこれまで明かされてこなかった悲しい過去が明らかになった。朝岡は大学時代「風の神」と称された駅伝選手だったが、大事な大会で、レース途中で棄権して襷(たすき)をつなげなかった悲しく悔しい経歴があったことが描かれた。
この日の放送では、朝岡がスポーツ気象にこだわる本当の理由を探ろうとしていた同じ会社の内田(清水尋也)が、朝岡について書いてある昔の新聞記事を見つけた。新聞には「途切れた50年の襷」「『風の神』朝岡に神風吹かず」という見出しがついていた。
朝岡は大学時代に駅伝選手として活躍し、風の神と呼ばれるほど、風に強い名ランナーだった。主人公の百音(清原果耶)ら、みんなが新聞記事に驚いている場面に登場した朝岡は、記事の人物は自分だと明かした。寒さには強いが暑さには弱い選手だったとし、4年生の1月に行われた大会に参加。大会当日の天気予報は雨だったが、実際には雨は降らず、1月にもかかわらず気温は19度と高く、風もほとんど吹かず、湿度は72%もあったと説明。結局、熱中症でけいれんを起こして倒れたという。朝岡は「今なら出るべきは私ではなく暑さに強い別の選手だったと科学的根拠を持って言えます」と、スポーツ気象に力を入れる理由を明かした。
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【写真】西島秀俊が演じる場面ショット